宮城 亮|Miyagi Tasuku

ー今の立場は?どんな仕事をしているか?
そうですね、主にクラブの全体を管理するという役割がメインなのですが、基本みんなそれぞれでスペシャルなので、僕に仕事をくれません(笑)ですので、代表の宮城(実兄)に言われて、サンビスカス沖縄のU-15(注 サッカー中学生チーム)の監督を現場でやっています。

後は、そうですね…。海外のサッカークラブの日本でのプロモーションに関わったり、県内外のスポーツ大会の企画や運営、Jリーグクラブのサポートもしてたりします。

 

ーこの仕事の前は、どんな仕事をしていたのか?
実は、大学の頃からスポーツビジネスの世界には関わっていたのですが、現在JリーグのFC琉球の立ち上げから始まり、大学や専門学校、通信制高校などで非常勤講師としても活動してました。
その後、うちの代表と二人でサンビスカス沖縄を立ち上げたのですが、サンビスカスが2年目になる年(2010年)にFC岐阜というチームからフロントスタッフとしての話を頂き、悩んだ末に期間を決めて向こうでお世話になる事にしました。

 

ーこの辺りの理由、もう少し詳しく教えてくれませんか?

サンビスカスも今でこそ、多くの場所で目にする機会も増えてますが、最初の頃は本当に何も無くてね。
最初に建てた目標を達成する為に、何か違った角度からのアプローチが必要じゃないかとずっと考えていました。その時に丁度、FC岐阜の方から声をかけて頂きまして…。正直、1年経った辺りから少しずつ面白くなっていたんですよ、毎日成長している実感というか。ずっとその歴史の中にいたいという思いもあったのですが、誰かがやらないと行けないと思って…。

そう思い、意を決して代表に相談したんです「少し、サンビスカスを離れて良いか?」と。

僕の中では、色々と難航すると思ったのですよ?例えば「ちょっと考え直せ」とか、「お前がいないとクラブはどうなる?」とか…。

ですが、答えはなんと「すげぇ!!カッコいいじゃん!」「サンビスカスを全国に広めに行くのね♪」という答え。笑

正直、兄弟という事もありますが「こいつ、この自信はどこから来るんだ?」と一瞬思いましたね。(笑)

後から聞いたら、本当は凄く止めたかったらしいのですが、クラブの事以上に、僕の可能性を信じてくれていたと言うか、そういう思いはあったみたいです。そんな事もあったので、逆に「こうなったらサンビスカスを全国区にしてやる」という思いで、クラブを代表するつもりで、向こうには行きましたね。

 

ー行った結果は?
本当に良かったと思います。クラブを中で作る人、外で作る人、色んな角度から作って来たので自分で言うのもなんですが、本当に良い判断だったと思います。何より、沖縄では中々得られない情報や経験が出来た事、実際に向こうでもチームを代表してJリーグの会議に出たり、クラブライセンスの担当を任されたりと良い経験をさせて頂きました。うん。

驚いたのは、Jリーグの会議とかに行って意外にもサンビスカスの事を知っている人が何人かいたんですよ、そしたら「沖縄にこんな面白そうなクラブがあるんだけど知ってる?」みたいになって。(笑)

僕は「いやいや、それ僕等が立ち上げたんです!」みたいな話になったりと。(笑)

この時ばかりは、自分達のやってる事の面白さを再確認した瞬間でしたね。

 

ーなぜ、この仕事を選んだのか?
今回、サッカーW杯の開催国でもあるブラジル。僕、何度か行った事があるんです。そこでは本当にスポーツで街が動くと言うか、まぁ、ほとんどはサッカーなんでしょうが、地元のクラブの試合があると、街のあちらこちらで花火が起こる。近くの店や誰かの家に集まって観戦したりするんので、結構家がガラ空きになるのですが、そんな時に、泥棒が盗みを働かないでサッカーを見てたりするのだから痛快ですよね!

こういったムーブメントを沖縄でも作りたいと思ってこの仕事を始めました。

 

ーサンビスカスの良い所を教えて下さい。
多くの人と出会い、確実にビジネススキルがアップする事、後は僕もそうなのですが、世界中からオファーを頂ける事です。(※ 実際に宮城を中心に、沖縄でのマンUスクールキャンプや、東アジア国際大会等が実現された)

 

ーサンビスカスの悪い所(向いてない人)
悪い所って無いですよ?いや、本当に。
ていうか、あれば改善するだけだし、完璧って絶対に無いから、そういう事を踏まえても無いですね。
ですが、向いてない人かと言われたら、すぐに言い訳をしたり、やる前からごちゃごちゃ考える人は、サンビスカスで過ごすにはシンドイかも知れません。

 

ー最後にサンビスカスで働きたい人へメッセージを下さい
誰かの役に立ちたい、指導者になりたい、スポーツの仕事がしたい、人と違う事がしたい、目立ちたい、有名になりたい、今話した全てが、僕は叶えられると思うんです。なぜなら、それだけのチャンスがクラブにはあるからです。

僕、沖縄を離れる度に「沖縄って本当に良い所だな?」と真剣に考えたりするんですが、そんな沖縄の為に「自分が何が出来るんだろ?」といつも思いながらアクションを起こして来ましたし、今後もずっとそれは続くでしょう。

サンビスカスから世界に羽ばたき、また沖縄の為に帰って来る、それぐらいの思いがある人達と一緒に仕事がしたいですね。