サンビスカス沖縄/幼児体育/運動指導/アミーゴ
知念 諒
子供たちのバランス能力を伸ばそう!思ったとときに良く行われる運動といえば、平均台(一本橋)や片足立ち、ケンケンなどが主ではないでしょうか?
私たちもスポーツ教室や体育遊びで良く行うのですが、平均台や片足立ち、ケンケンだけではレパートリーが少なくて子供たちが飽きてしまう。。。と悩んだことはありませんか?
そこで今日は、ボールを使ったバランス能力を向上させる遊びをご紹介したいと思います!
バランス能力とは?
バランス能力とは、
止まっている状態や動いている状態で姿勢をしっかりと維持できる能力
のことを言います。
そのため、人は歩いているときや走っているとき、立っているときでも知らず知らずのうちにバランスをとっているのです。
また、いろいろなバランス運動をすることで
- 片足立ち→片足で止まっているときの姿勢の保持。
- ケンケン→片足でジャンプしているとき、着地時の姿勢の保持。
- 一本橋や平均台→不安定な場所での姿勢の保持。
とそれぞれにあった能力を鍛えることができます。
ボールを使ったバランス運動とは?
それでは、ボールを使ったバランス運動を2つ紹介したいと思います。
*ボールはサッカーボールなどを使用すると良いです。
まず、1つ目の方法を紹介します。
- ボールを地面に置く。
- ボールの後ろに立つ。
- ボールの上に右足を置く(左足は地面につきバランスをとる)
- 笛や手で合図をしたら、真上にジャンプをして左足をボールに、右足を地面につく(足を入れ替える)
- また合図をしたら、真上にジャンプをして足を入れ替えます。(右足にボール、左足は地面)
- これを繰り返し行う(10回から20回程度)
次に2つ目の方法を紹介します。
- ボールを地面に置く。
- ボールの右側に立つ。
- ボールの上に左足を置く(右足は地面につきバランスをとる)
- 笛や手で合図をしたら、左にジャンプをして右足をボールの上に置き、左足は地面についてバランスをとる
- また合図をしたら、右にジャンプをして左足をボールの上に置き、右足は地面についてバランスをとる
- これを繰り返し行う(10回から20回程度)
注意点
良く子供達が行うときには、
- ボールに足を置くときに、ボールに置いている足に体重をかけて(踏んでしまって)バランスを崩す
- ボールの真ん中に足を置かずにバランスを崩す
- ジャンプをして足を入れ替える際に、ボールに置く足に体重をかけて(重心を置いて)バランスを崩す
といったことが起こります。そのため、あらかじめスペース(子供たち同士の間隔)は広めにとっておきましょう!
また、上記のようにバランスを崩す場合は「ボールの上の足は優しく置いてあげよう」などと声かけをしてあげると良いです。
最初はゆっくり行いながら、慣れてきたら
- 回数を増やす
- テンポを速くする
- テンポに緩急(速くしたり遅くしたり)をつける
などステップアップしていきましょう!
ぜひ、子供達の遊びの中で取り入れてみてはいかがでしょうか?
あわせて読みたい


保育園巡回体育指導 アミーゴ
※一般社団法人サンビスカス沖縄は『適格請求書発行事業者』です。 運動の好きキライは、幼児期からの取り組み方で決まる! 近年、運動環境の変化により、運動不足の子や...