サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
運動が楽しくなったことで変化が!
本日は、ある保育園のある女の子のお話をしたいと思います!
むかーし、むかし。と言ってもほんの2年前のお話。
私がその女の子(A子ちゃん)と出会ったのは、保育園の運動遊び指導でのことでした。
A子ちゃんは、指導を始めた当初は、運動が得意ではないようで鬼ごっこをすると恐くて泣いてしまったり、走ると転んで泣いてしまったり、疲れて休んだりということもあり、私は「A子ちゃんにも運動が好きになってほしいな!」を思っていました。(もちろん、みんなに対して思っています!)
指導を始めて1年が経ち、A子ちゃんは4歳児クラスに進級しました。その頃から少しづつ変化があり、鬼ごっこでは泣かなくなり(むしろ「鬼ごっこをやりたい!」と言うように)、跳び箱に対しては跳べないながらも楽しそうに一生懸命に取り組み、前にも増して明るくなったようにも感じもありました。
また、私に話しかけて来ることも多くなり、少しづつ運動遊びに対しても積極的になっているように感じました。
園生活にも変化が!
そして、更に1年が経ち、今年の4月に年長クラスに進級しました。
最初に出会った頃の印象とは全く違い、どこか自信がなさそうだった顔は、今ではとても自信があるような顔をしています!
そして、何にでも積極的に取り組んでくれ、いつも楽しそうに運動遊びに参加してくれています。最近では、「もっとやりたい!」「○○をしたい!」と自分の気持ちの主張をするようにもなり、何よりも嬉しいのは本人から「今日の運動遊び楽しかった!」と言ってくれるるようにもなりました。
そのことを園の先生にお話すると、先生方も同じ印象を持っていたようで、園での活動でも、これまでは砂遊びが多かったのが、鬼ごっこやボール遊びなど自分の体をめいいっぱい動かして遊ぶようになった!ということを教えてくれました。
「楽しい」が継続力、成長に繋がる!
子どもたちを見ていると、運動が得意な子や好きな子は自分から進んで参加しますが、運動に対して「苦手」や「好きじゃない」といったようにネガティブに捉えている子は、やはり自分から進んで運動に取り組むことができません。
そのため、私達の仕事は、運動やスポーツの指導を通して、最も大事なことは「運動やスポーツは楽しいんだよ!」ということを伝えることだと思います!
なぜなら
- 楽しくないと続かない
- 続かないと上手にも、できるようにもならない
- 楽しくないと「どうやったらできるようになるのか?」「どうやったらもっと上手になるのか?」と【考える】ということにも繋がらない
と考えているからです。
そのためにも、私たち大人が自分の考えや想いを押し付けるのではなく、子どもたちが楽しく運動やスポーツに向き合える環境作り、声かけをしてあげることが良いと考えています。また、運動やスポーツだけに限らず勉強にも通じることではないかと思います。
これからも、子どもたちに運動やスポーツの楽しさを知ってもらい、運動やスポーツを通して様々なことに積極的になれるような指導をしていきたいと思います!
巡回体育指導アミーゴとは?