サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
苦手なことができるようになった理由
皆さんは、「バンブーダンス」をいうものを知っていますか?
バンブーダンスとは、長い竹を用いたフィリピンなどに伝わるダンスで、日本ではレクリエーションなどで行われるものなのですが(参照:ウィキペディア)、竹の閉じる、開くに合わせて足でステップを踏んで竹に挟まらないようにするダンスです。(バンブーダンスとは?)
このバンブーダンスを私が保育園の時に運動会でお父さんやお母さんに披露したのを覚えているのですが、その披露をした記憶よりも、そのバンブーダンスの練習をしたことの方がより鮮明に記憶として残っています。
なぜかと言うと、私はこのバンブーダンスが大の苦手でした(笑)
幼いながらに自分でも分かるほどリズム感がなく、バンブーダンスだけでなくダンス系は苦手でした。(今では、エアロビをすることもできるようになりました。笑)
そのため、保育園で練習をしていても良く足が引っかかっていて、そんな出来ない姿を友達に見られることが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
そこで、私がとった行動が、お家で練習するということでした。
家にあるほうきやモップを竹がわりにし、母と姉に動かしてもらい、兄に手本を見せてもらいながら、泣きながら練習をしたのを今でも覚えています。
その結果、徐々に上達し、運動会では、ドキドキしながらも無事に成功することができました。
そして今では、この「できるようになった」という経験が、今でも活きている!と感じる場面が多くあります。
「できるようになった」を経験したことで得たものとは?
例えば、私の専門であるバレーボールの練習でもそうですし、専門種目ではないサッカーでもそうですし、スポーツだけでなく、勉強やバイトでもそうでした。
私が初めてバイトをしたのは、イタリア料理店で、その中で「ピザ生地をのばす」という作業がありました。
ピザ生地をのばすのは、簡単そうに見えて実は難しいのですが。
- 上手く丸い形に整わなかったり
- 美味しそうに見せるためにふちを厚くしないといけなかったり
- 生地を薄くしすぎると焼いている最中に穴が空いてしまったり
など、上手くのばさないとお客様に出すこともできません。
そのため、最初は先輩のマネをしながら練習をするのですが、やはり最初は、上手くいきませんでした。
しかし、頭の中には「やったらできるようになる!」という考えがあったため、何度も何度も練習を続け、綺麗にピザをのばすことができるようになりました。
すると、ピザをのばすのが楽しくて、ピザの注文が入ると嬉しくて、率先してピザを作るようになっていました。
幼少期の経験ですが、これらの「できなかったことができるようになった」という経験が、私の自信に繋がり、私は今でもこの考え方を持っています。
子どもたちにも、「現時点で出来ないからダメだ。」と悲観的に捉えるのではなく、
出来なかったことが出来るようになった!
という経験を経て、それを自信にし、様々なことに挑戦してほしと思います。
PS.そのためには、「できた!」の経験を増やすことが大切です!ぜひ、「できた!」の経験を増やしてみませんか?
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