サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
梅雨も明け、いよいよ本格的な暑さがやってきて、スクールでは、子どもたちも大量の汗をかいています。
これからの時期、さらに暑さが増していくので熱中症に気をつけていきたいですね!
ということで、今回は「熱中症に気を付けるための水分補給の仕方」についてお話ししたいと思います。
なぜ汗をかくの?
まず、運動をするとなぜ大量の汗をかくのか?と疑問に思ったことはないでしょうか?
これは、筋肉が伸びたり、縮んだりする中で体に熱が発生し、その熱を下げて「体温調節」をするために汗をかきます!
水が1g水蒸気になる時、約0.6kcalの熱を奪うため、
体重60kgの人が100gの汗をかくと体温を1℃さげることができるそうです。
熱中症は、なぜ起こる?
では、熱中症はなぜ起こるのでしょうか?
人の体は、大量の汗をかき体の水分が減ってしまうと、今度は発汗を抑えようとします。
なぜなら、水分は体の中でも重要な働きをするため、なくなってしまうと困るからです。
そして、体温が上がっても、汗をかかなくなり、そのせいで体の中に熱がこもってしまいます。
それによって起こるのが「熱中症」です!
のどが渇く前に水分を補給する
そのため、熱中症にならないためには、こまめに水分を補給することが大切です!
皆さんもお聞きしたことがあると思うのですが、水分補給のタイミングは、「のどが渇く前に水分を補給する」ことです。
のどが渇いたな!と思った時には、すでに体の中の水分の1%が減っている状態で、2%を失うと強いのどの渇きを感じ、パフォーマンスが低下します。
水分補給のポイントとしては、
- 運動やスポーツをしている時だけでなく、日常の生活から十分にとる
- 運動直前にまとめて飲むのではなく、運動前にこまめに飲む
- 運動中は、こまめに水分補給!のどが渇く前に飲むようにしましょう。15分〜30分に1杯程度の水分を補給することが目安になります!
- 運動後は、すぐに失った水分を補給しましょう!
他にも、濡れタオルで体を拭いたり、皮膚に水をかけて、その水分が蒸発することで体温の上昇を抑えることもできますので、水分補給と合わせて行うことがオススメです♪
みんなで熱中症に気をつけながら、楽しく活動していきたいと思います!
PS.寝不足や体調不良の時には、熱中症も起こりやすいので、睡眠と食事にも十分に気をつけよう!
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