もうこれで終わり?と言わせたい!

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知念 悟

 

 

最近、ある目標があります。

 

 

それは、子どもたちと関わっているときに

 

「サトル先生(コーチ)、今日はもうこれで終わり?」

 

という声を子どもたちに言われるかどうかです。

 

 

子どもたちにとって、あっという間に感じた楽しい時間だった?それがこの言葉でわかるからです。

 

 

 

なぜこのように考えるようになったかというと、子どもたちがいつもより盛り上げっているとき、楽しそうにしているときにこそ「もうこれで終わり?」という言葉を聞くことが多いと感じたのがきっかけでした。

 

 

24時間、1時間、10分と誰もが同じ速度で過ごしているはずなのに、楽しい時間や夢中になっているときほど時間が経つことは早いものです。

 

 

お腹がペコペコでファミレスで頼んだ料理が席に着くまでの15分は長く感じるのに、仕事の業務がとても忙しい日はいつの間にか定時になっている。

 

 

そんな経験ありませんか?

 

 

どうして時間の感じた方に、遅い・早いがあるのかを調べてみると時間への認識に対する意識が一番の要因らしいです。

 

つまり、時間を意識すればするほど遅く感じてしまい、時間への意識が薄くなればなるほど、あっという間に感じ集中できていたということです。

 

 

そんな時間への意識を感じない、楽しいサッカースクールの時間やアミーゴ(園への巡回指導)の時間を子どもたちに届けたいのです。

 

あっという間に感じる楽しい時間というのは、それほど夢中で集中していたことに繋がります。

遊びで身につけた集中力は、学びへの集中力にも繋がっていきます。

 

集中力があるということは、子どもたちが今後やりたいことや実現したい夢が出来たときにそれを叶えるために重要な力です。

 

 

集中力の高い子になるためには運動の環境を提供する僕らの取り組みが大事になります。

 

 

フロー状態という言葉を、聞いたことがありますか?

 

フロー状態とは、物事に対して時間を忘れるくらい集中して最高のパフォーマンスを発揮できる状態を言います。このフロー状態よりも集中した状態をスポーツ選手がよく使う「ゾーンに入る」というように呼ばれています。

 

実はフロー状態は大人よりも子どもたちの方が入りやすいといわれています。

 

 

子どもは思考がシンプルでリラックスすることが上手なため、目の前のことに集中することが得意です。子どもたちが何時間も同じおもちゃで遊んでいられるのは、このフロー状態に入っているからです。

 

 

そのフロー状態に入るために必要な要素がいくつかあり、その中で僕が意識している3つのポイントを紹介したいと思います!

 

 

①簡単すぎず、難しすぎないこと

 

子どもたちは飽きっぽいので、簡単すぎることや難し過ぎないことが大切です。例えば、サッカースクールの幼児クラスでドリブルのメニューでもその子に合ったレベルにすることもあります。

 

ひとりひとりが集中してできる取り組みが大事で、クラブでも大事にしている小さな成功体験を積み重ねていくイメージです。

 

 

②やらされている感覚がないこと

 

これは嫌だな。やりたくないな。と感じてしまうと集中ができない状態なので、子どもたちから興味が湧くような遊びを大事にしています。

 

時には、コーチ!これやりたい!と言った子どもたちから出た希望をみんなに聞いて実現することもあります。自ら進んで楽しむことがよりチャレンジしやすい環境作りへと繋がっていきます。

 

 

③目的があること

 

ただの練習や遊ぶ時間ではなく、メニューを通してやって欲しい目的を伝えています。その目的により、自分の中で出来た・出来なかったと自分を中心に(誰かと比べるのではなく)結果を受けられるようになって欲しいからです。

 

そのためには伝えるときの環境が重要で、例えば僕が話すときは後ろに保護者の方が見えていないか。他にも車や動物など気を取られてしまうものがあると、子どもたちの集中を妨げるものになってしまうので伝えるときの環境が集中できる状態を分けます。

 

ここまで具体的に集中力を高める方法についてお伝えしてきましたが、一番分かりやすく簡単な方法があります!

 

子どもたちが退屈そうな表情をせずに目がキラキラ輝いて笑顔かどうか!です。なにより「思いっきり遊べる」環境がどうかが一番重要です。

 

そのためには危険性はないのか、メニューのレベルや進め方はスムーズなのか、これらもとても大切ですが、子どもたちが楽しそうに目をキラキラ輝かせて笑顔かどうか。

 

このアンテナだけは忘れずにいたいと思います。

 

「サトル先生(コーチ)、今日はもうこれで終わり?」

 

汗だくになって笑顔で聞いてくる子どもがひとりでも増えるように楽しい時間を一緒に作っていきたいと思います。

 

ぜひお子さんが集中して満足できていたかどうか、この言葉を参考にしてみてはいかがでしょうか。