サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
皆様、こんにちは!
「先日更新した【天空の城 竹田城】のブログを見ました!とても綺麗ですね!」と多くの保護者からお声をかけて頂き、嬉しくなっている諒コーチです(笑)皆様からの、お声や反応があるとますますブログにも力が入りますね♪いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!
それでは、本日のブログに行きたいと思います!
高専ロボコンって知っていますか?
先日、たまたまテレビをつけていると「高専ロボコン」という大会の様子をテレビで行なっていたので、何気なく見ていました。
高専ロボコンとは、簡単に説明すると全国にある高等専門学校に通う生徒たちが、自分たちで作成したロボットを使い、その年の競技テーマをクリアしていくものです。
今年のテーマは、【洗濯物干し】!
Tシャツやバスタオル、シーツをロボットを使って干していき、制限時間内でどれだけの洗濯物を干していけるか?という競技でした。(干す時の技術や、干し方のキレイ度もポイントとなるようでした!)
今回の大会は、全国大会に向けての九州・沖縄地区の予選大会であったため、沖縄高専からも2チームがエントリー。そのため、観入って応援をしていました!(ちなみに奥武山スクール担当のゆうごコーチは、現役の沖縄高専生ですよ!)
大会を見ていると、チームによってロボットの性能や特徴もあり、
- 風の力を使って洗濯物を干すチーム
- Tシャツを干すためのハンガーの先を、巻き付きベルトに変えて干すチーム
- 伸び縮みするアームを使って洗濯物を干すチーム
など、チームによってロボットの性能や特徴が違い、様々な技術を使ってロボットを作っていました。
感動した敗者チームのコメント
しかし、これは自分たちの作ったロボットの技術を競う大会。
勝つチームもあれば、負けるチームもあります。
そして、予選が終わり、敗退が決まったチームにインタビューをするコーナーがあったのですが、その時の選手たちの話がとても印象的で感動しました。
<以下、司会者とのやりとり>
↓ ↓ ↓
司会)残念ながら敗退してしまいましたが、今の感想を聞かせてください。
Aチーム選手)負けてはしまったのですが、自分たちがこだわっていたTシャツのハンガーがけが上手くできたので良かったです!
Bチーム選手)上手くいかないこと部分もありましたが、目標としていたことができたので満足です!
と、ほとんどのチームがそれぞれの目標を持っており、それが出来たこと、達成できたことを自分たちで納得をしていたのです。
もちろん悔しさもあったと思います。
でも、自分たちでこだわっていたことや目標としていたことが「できた!」。それで良かった!と言える姿がとてもカッコ良く見えたのです。
スポーツでも言えるのではないか?
現在のスポーツ界では、「勝ち負け」だけにこだわってしまい、「勝つために!」暴力や暴言をしているんだ。という指導者もいます。(別の理由で暴言や暴力をする人もいますが。)
しかし、幼少期や育成年代の子どもたちに対して、そこまで「勝つことだけを求める」必要はあるのでしょうか?
もちろん、スポーツや運動を行なっていると「勝ちたい。負けたくない!」という気持ちが出てきます。その気持ちも大切です。
しかし、「勝ちたい!」ということよりも、「○○ができるようになりたい!」「○○ができた!できるようになった!」ということの方が大切なのではないでしょうか?
そして、できるようになった先に「勝利」というものがついてくるのではないでしょうか?
もし、それができなくても、次にできるようにしたら良いのではないでしょうか?
今回のロボコンの大会を見て、
- 「負けたけど、○○ができていたね!」
- 「失敗した部分もあるけど、○○はできるようになっていたね!」
- 「前よりも○○が良くなっていたね!」
そんなことを子どもたちに伝えられる指導者に私はなりたいと思いました!