できないことは、できるような声かけをすれば良い!

サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー

知念 諒

 

あなたは、子どもたちを見て「なんでこんなことができないんだろう?」「こんなこともできないの?」「あの子はできるのにうちの子はできない。。」と思ってしまったことはないでしょうか?

そして、そういった時には、イライラして怒ってしまったりしたことはないでしょうか?

 

私たち大人からすると簡単であるため、ついついそう思ってしまったりしてしまいますが、「こんな事も出来ないの?」などの言葉かけが子どもたちのやる気を奪ってしまい、自己肯定感の低い子どもにしてしまっているかもしれません。

 

やる気をなくさせる声かけ

サッカースクールや保育園・幼稚園の運動遊びの指導でも、「○○をやってみよう!」と言うと、子どもたちの中には直ぐに出来る子もいれば、直ぐに出来ない子もいます。

そんな出来ない子に対して、「なんで出来ないの?」や「これくらいも出来ないの?」という言葉は、絶対に禁句だと私は思っています。

 

なぜなら、そう言った言葉が子どもたちを傷つけ、子どもたちのモチベーションを低下させ、子どもたちの自己肯定感をも低下させてしまうからです。

 

例えば、子どもたちが一生懸命にリフティングの練習をしている時に、「こんなこともできないの?」と言ってしまったらどうでしょう?

子どもによっては、「こんなこと」「こんな簡単なこと」もできない自分はダメなんだ。と思ってしまうかもしれません。そうすると自己肯定感は低下し、自分に自信を持つこともできません。

このように、たった一言かもしれませんが、その一言が子どもたちを負のスパイラルに陥らせてしまいます。

 

これは、スポーツや運動の場面だけでなく勉強や生活の面でも同じことが言えます。

例えば、算数の掛け算が出来ない子に対して「なんで出来ないの?」「学校で習っているのに出来ないの?」と言ってしまうと、勉強へのモチベーションも下がりますし、先ほどと同じように自己肯定感も低下させてしまいます。

 

そうなってしまうと、その問題に対して積極的に取り組めなかったり、途中で辞めて取り組まなくなり、結果出来ないままになってしまいます。それは、私たち大人も望んでいることではないと思います!なぜなら、イライラするのは「出来てほしい!」と言う感情があるからだと思います。

 

そのため、出来ないことは、出来るようにしたら良いのです!

 

そして、そのためには、声かけが重要になってきます。

 

どんな声かけが良いのか?

それは、

「どうしたら出来るようになると思う?」

と聞くことです。

そうすることで、まず子どもを否定せずに今できていないと言うことを子どもたちに認識させることが出来ます。

そして「どうやったら出来るようになるのか?」を自分で考えさせ、「じゃあ、それをやってみよう!」と話してあげましょう。

なぜなら、子どもたちは自分で考えたことであると積極的に取り組むことが出来るからです。(遊びがそうですよね?)

 

この流れを行うことで、「出来ない問題に対して自分で考えて取り組む!」ということができ、その問題をクリア出来ると自分で考えて行動したことが成功に繋がるので、自信をつけることもできます。

 

考えることが難しい子には?

しかし、子どもたちによっては、「どうしたら出来るようになると思う?」と聞いても「分からない」「。。。。(無言)」となってしまう子もいます。

 

そんな時には、「さっきどんな練習していたかな?」と聞いてみたり、ヒントを何個か出して「どれが良いと思う?」と子ども自身に選ばせてみるのも良いです。

このように、自分で考えたり、自分で選択することで子どもたちも積極的に自分から取り組めるようになります。

 

出来ないことは、出来るようにしたら良い!

そのためにも、子どもたちが積極的に取り組めるような声かけをしてあげることが重要ですので、ぜひ「どうやったら出来ると思う?」と声かけをしてあげてほしいと思います。

 

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