サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
最近、月に一度開催しているフットサルサークルに、名護から参加してくださる方々が増えており、嬉しく思っている諒コーチです。毎週のように「今月のフットサルサークルはいつ?」「フットサル、今週だよね?」と聞いて来るぐらい楽しみにしているのが伝わり嬉しく思います。
また、いつも子どもたちの送迎や一緒にご参加してくださる保護者の皆様もありがとうございます!
コーチのお手伝い
先日のサッカースクールでの出来事。
A君が「先週のフットサルサークルで足を捻挫したから今日は見学します」と話をしてきました。
残念だな。と思ったのですが、せっかくサッカースクールに来てくれているので、「一日コーチ」としてお手伝いをお願いしようと考えました。
私が「せっかく来ているから、コーチたちのお手伝いをお願いしても良い?」と聞くと、A君は「良いよ!やる!」と快く引き受けてくれました。
初めに、みんなを集め「今日は、A君一日コーチになります!コーチがA君にお願いすることもあると思うので、A君の話もしっかりと聞いてください」と言うと、みんなもそれを納得してくれました。
自分の役割とは?
早速練習を始めると、A君は自分から「何をしたら良い?」と聞いてきました。
その時は、ドリブル鬼ごっこをしていたので、誰が鬼になったのか審判をするようにお願いをしました。
すると、積極的に子どもたちにも話しかけ「今は、B君が鬼だよ!」「C君がコートから出たから、C君が鬼に交代!」としっかりと審判の役割を果たしてくれました。
また、その審判に対して、他の子どもたちも嫌な顔せず素直に聞いて行動している様子が微笑ましく思えました。
その後は、練習の時間を管理する「タイムキーパー」の仕事をお願いしたのですが、その仕事の他にもボール拾いをしたり、練習で使ったマーカーを率先して片付けたりと自分で考えて行動していました。
本当は、サッカーをやりたいけれど、その子なりに
「今日の自分の役割はなんなのか?」
を考え、それを行動として表してくれている様子が嬉しく思いました。
スクール終了後、お母さんの方から「今日は、役割を与えてくれてありがとうございます。」とお礼の言葉を頂いたのですが、実際に手伝ってくれたことで私たちも助かりましたし、私自身その子から得られることもありましたので、A君に感謝しかありませんでした。
お手伝いをしてくれたA君、そして快く対応してくれたスクール生のみんなにも感謝です!
ありがとう!