矢印を自分に向ける

サンビスカスには、いろいろな子どもたちがいて、いろいろな子たちがやってきます。

ものの見え方も、考え方も、育ってきた環境も違ういます。

当たり前ですが、子どもたちそれぞれ、個人個人が特徴的な性格をしています。

人見知り、気が弱い、恥ずかしがりや、自分に自信がない、話を聞いても一度で理解できない、正しい間違いをはっきりさせたがる、口調が強くなりがち、負けず嫌い、自分から周りに声をかけれない。

他にもいろいろな性格の子がいます。

この「性格」というものもふまえて、サッカーが上手くなる子の特徴を話してみます。

まず「向上心が高い子・負けず嫌いの子・打たれ強い子」はサッカーが上手くなる子の特徴としてよくあげられます。自分もそう思います。

ただそれ以上に思うのは、「素直な子・文句を言わない子」です。

これがものすごく重要なんだな、とどんどん上手くなっていく子をみていると思うようになりました。

素直な子は、周りからアドバイスを受けたことを、すぐにやろうとします。練習を続けます。

そういう子が上手くなるのは当然です。

なぜなら先生やコーチは、上手くできるための方法を、経験から知っていて、それを子供達に伝えているからです。

次に文句を言わない子です。そういう子は、上手く言っていないときに、まずは自分の何がいけないのか考えることができます。自分に矢印を向けることができます。

逆に、プレーが上手くいっていないときに、味方に文句を言ったり、相手に文句を言ったり、コーチの文句を言ったりする子もいます。

これは、自分が成長できない1番よくない考え方になってしまいます。

なぜなら、自分のせいじゃなく、何かのせいにしてるからです。

周りが悪いと思い、他人や環境など、変えることができないものに矢印を向けています。

「そうであれば自分に矢印を向ける」実際に言うことは簡単ですが、そう考えることは難しいです。

だからこそ、自分自身も意識的に自分に矢印を向けることに、向き合っていきたいです。

だからこそ、子どもたちにも意識的に自分に矢印を向けることに、向き合ってほしいです。

その思考で物事に向きあうことができれば、ずっど成長し続けられると思います。

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