アカデミー

「サンビスカス沖縄FC U-12」は、2022年4月に設立したジュニアサッカーチームです。サッカースクールとは違い、日本サッカー協会に登録するため、公式試合に出場することができます。

サンビスカス沖縄というクラブは「スポーツで街を元気に」を合言葉に、2008年からスポーツサービスを提供してきました。

所属の小学校にサッカー部がない、またはチームの指導方針に合わないなどの理由でチームに所属することができず、サッカーの試合に出たくても出られないスクール生が多く見受けられ、その子達にも、全力で夢を追いかける「場」があっても良いのではないかという思いから、今回のチーム設立に至ります。

サンビスカス沖縄育成ビジョン

サンビスカス沖縄では、全てのスポーツ活動において5つの価値観を大切にしながら子供達と関わっていきます。

  1. 失敗を恐れず勇気を持って挑戦すること
  2. 活動を共にする仲間を手助けする姿勢でいること
  3. 相手をリスペクトする気持ちを持って取り組むこと
  4. 常に謙虚であろうとすること
  5. 向上心を持って努力すること

この5つの価値観というのはコーチである大人達であっても日々、自問自答しながら繰り返し意識していることです。それほど、言葉で語ること以上に、実践していくことは難しいことだと思います。

しかしながら、だからこそ私達の人生においても大切な価値観であると信じていますし、子ども達が、サンビスカスで活動を共に過ごしていく中で育んで欲しいと思います。

指導方針について

サッカーが上達する為の指導アプローチには数多くあります。

例えば、ドリブルが上手くなることを中心とした指導もあれば、スピードやフィジカルを鍛えてチームを強化する指導もあります。「試合に負けても良いから楽しくサッカーをしよう」というスタンスもあれば、「勝負にこだわる」というスタンスもあります。

これらのことは、国や地域によっても様々ですし、沖縄県内においても色々な指導方法やスタンスを持ったチームが存在するものです。あなたもそれはご存知のことでしょう。

ただ、1つだけ言えるとするのならば、「選手が成長できる環境はそれぞれである」ということです。これはサッカーに限ったことではありませんが、そうした事実からも子供達にあった環境を準備できるのは大切なことかなと言うことです。

それを踏まえて、、、ですが、このページをここまで読み進めているあなたであれば、サンビスカス沖縄というクラブがどのような考えでサッカーを指導しているのかが気になっているのかも知れませんね?

ですので、ここでは、そうしたことの説明も一緒に行いたいと思います。

日本一を目指して…

まず、クラブの指導方針の柱として、第一に大好きなサッカーを一生の「好き」になってもらうことです。ここがクラブが子供達を育成する際にもっとも重要な目標としています。

もちろん、やるからには「日本一」を目指して子供達にはアプローチをしています。なぜなら目標が高い方が、子供達の成長に大きく貢献できると思っているからです。

しかし、日本一を目指す事はあくまでも手段です。目的ではありません。

サンビスカスでは、どんなことであっても「全力で一生懸命」やるからこそ、一生の「好き」になると思って活動しています。このことは、サッカーチームだけでなく、全てのスポーツ教室でも同様です。

子ども達が夢中でボールを追いかけて、そして汗だくになって日々の活動を頑張る。その根底には「サッカーが好き」という思いがあるからこそ、何に対しても前向きに取り組むことができるようになる。

その先に、僕らサンビスカスが目指す『育成の形』があるのではないかと信じてやっていきます。

ジュニア期の『発育発達段階』を考慮した指導

サンビスカス沖縄というクラブの最も大きな特徴として、「子どもの発育・発達に応じた運動経験の提供」というものがあります。これは、人が生まれてから大人(20歳)になるまでの成長の度合いを現しているスキャモンの発達発育曲線を元に考えています。

スキャモンの発育曲線によると、人間の運動神経は「12歳まで」にほぼ100%完成するという風に言われており、この時期に有効なアプローチは『様々な動作を経験すること』です。

例えば、サッカーでいうとボールを操るような技術的な部分なんかもそうですし、この時期にひとつのポジションをするのではなく色々なポジションを経験させることも有効的です。子ども達だけで自主的に考えて行動することもそうですし、あえて大人が制限をかけて行動してもらうことも有効です。

これらはすべて運動神経というものに働きかける「脳」へのアプローチになってくるのですが、このように様々な現象を引き起こして、様々な環境を経験(体験)してもらうようなエコロジカルな視点から成長を促していくということを実践しているわけです。

逆を言えば、このジュニア期には肉体的な発達はまだまだですので、フィジカル的なアプローチを中心に行うトレーニングは非効率的だと考えます。

もちろん全く効果がないということではないですが、サンビスカスでは神経系が著しく発達するこのジュニア期には、そうした脳や神経系に働きかけるようなトレーニングを行う方が、将来の為に良いと考えているわけです。(※心肺機能の発達は中学生以降から、筋力の発達は高校生以降からが著しく発達するため。)

サッカーが上達する3つの要素

サッカーのプレーには大きく分けて3つの要素があると言われています。これは「認知」「判断」「実行」というものです。1つずつ説明します。

サッカーの試合場面を思い出してください。例えば、ある選手が見事なゴールを決めたとしましょう。このゴールを決めた場面にも、先ほど伝えた3つの要素が絡み合っています。例えば、ゴールを決める為にはシュートを打たないといけません。そのシュートを正確にゴールに打つ為には「キックの技術」が必要です。これはまさしく「実行」の要素です。

一見すると「あの選手はキックの実行レベルが高いからゴールを決めた」という評価になりそうなのですが、その前段階では、シュートを打つんだという「判断」が関わっているのを忘れてはいけません。

もしかしたら、その選手がシュートを打てる場面においては「パスを出す」という判断や「ドリブルで突破する」という判断もあったかも知れませんが、その選手はシュートという判断を下したのでゴールに繋がったわけですからね。

しかし、その判断は、なぜ下すことができたのでしょうか?

それは、その選手がシュートを打つという判断を下す前に、自分の置かれ状況を正確に把握していたからです。周りがしっかりと見えているわけですね。このことを「認知」と言います。

要するに、どんなに高い実行レベルがあっても、最適な判断がなければ最良の結果には繋がらないし、その判断さえも、判断を下す前段階でしっかりと状況を認知していないと、ベストな判断が下せないということになるわけです。

これらの3要素は、すべて「脳」の指令を中心とした神経系に関わっている事にお気づきでしょうか?

先ほどのスキャモンの話にも関わってきますが、サッカーが上達する3要素の向上を果たす為には運動神経へのアプローチが重要で、その運動神経が最も伸びる小学生までの期間に、どれだけ色々な刺激を経験してもらうことが重要であるというのは、ここにもつながるわけです。

そうした理由から、「小学生のうちに、しっかりと状況を見る(認知)ことや、正しいプレーの選択(判断)、そしてボールを操る技術(実行)をできるだけ経験させる」という事を意識して毎日の練習を行うことが、ジュニア期の選手にとって良いと考えているわけです。

そして、サンビスカスでは特に「認知」における重要性を高く意識して、普段のサッカーの指導でもこだわっています。

もちろんクラブとして、このような部分が強みであることもありますが、サッカーという競技においても「自分の周りで、現在、どういったことが起こっているのか状況を把握して、鍵となる判断をしていくこと」は重要だからと考えているからです。

そうした観点から、サンビスカスでは「認知」を意識しないと、練習がうまくいかないようなトレーニングメニューを多く行います。結果的に、その練習の多くは「相手」がしっかりと存在している状況でのメニューが中心です。

「認知」を求めることは練習の前後でもそうです。例えば、練習前の荷物の整理整頓もそうです。きちんと並んでいなかったら「このままで良いのか?」と選手たちに声掛けするのもしょっちゅうです。笑

合宿などの集団生活でも、上の子が下の子の状況を認知して、自分がどのように振るまえば良いのかも促しますし、その逆で、下の子であっても上の世代の選手たちの振る舞いをしっかりと認知した上で、どのような判断をした方が良いのかを働きかけます。

このように「認知」という要素にフォーカスすることで、選手達はサッカーに限らず多くの場面で、成長を感じさせる判断、行動をしてくれますしチーム設立して2年目ですが、サッカー経験年数が少ない選手だけで設立したのにも関わらず、県の選抜チームや地区の選抜チームに選ばれた選手がでてきたり、プロクラブの下部組織に入団を決めた選手も誕生した結果を受けて見ると、色々な指導方針がある中でも、ある一定の成果が出てるのかなと思っています。

何度も言いますが、子どもが成長する方法は数多くあります。そして、どのような指導方針であっても、それは各指導現場の指導者の皆さんが考えに考えぬいての方針であるということですので、この記事を読んでいる選手、または保護者にとって最適だと思う方針のもとチームを選んで欲しいと思っています。

クラブの指導方針は何か?と聞かれた際には、サンビスカスの指導方針は、このようなスキャモンの発育発達曲線を元にした、ジュニア時期に最も成長しやすい要素を中心とした指導を意識している、ということは伝えておきたいと思います。

サンビスカス沖縄FC U-12 活動詳細

活動拠点

  • 沖縄市コザ運動公園多目的場
  • コザしんきんドーム
  • 沖縄市コザ運動公園 サブグラウンド
  • 県総合運動公園蹴球場 他

活動日時

平日週3回(月水木 18時~20時)、土日・祝日(試合・大会など)

※土日・祝日の試合や大会などにつきましては毎週ではありませんが、日程が決まり次第、前もってご連絡いたします。

※大型連休(春休み・夏休み・冬休み)などの活動ですが、基本的には通常の活動曜日と同じです。しかし、会場の都合や、試合などの日程によっては若干の変更もございます。大会スケジュールなどを踏まえ、年間を通じてオフ日も設けますので、ご家族との時間も有効にご活用ください。

スケジュール

大会や練習試合がない場合は、基本的に土日はOFFです

募集対象

  1. 2023年4月2日時点で小学校1年生~5年生までの男女
  2. 選手が参加する練習や大会への送迎ができる方
学年定員募集人数
小学1年生(U-7)8名残り5名
小学2年生(U-8)8名残り5名
小学3年生(U-9)8名残り5名
小学4年生(U-10)10名残り5名
小学5年生(U-11)10名残り2名
※2023年4月2日時点での学年です。

U-12 監督紹介

会費について

諸会費

入会金20,000円(登録料/ウェア代等)
年会費5,000円(保険料/個人登録料)
月会費8,800円(活動費用)

※月会費は口座お引落としで行います。
※お引落とし手数料165円(税込)がプラスとなります。
※冬季にはピステ上下(13,800円)を別途ご購入していただきます。
※その他、遠征費・合宿費は都度徴収いたします。

兄弟割引について

サンビスカス沖縄FC U-12またはサンビスカス沖縄サッカースクールに兄弟が所属する場合、2人目以降の月会費から、500円が割引となります。

練習着について

練習着はサンビスカス沖縄FC U-12のオリジナルウェアを着用しトレーニングを行います。ウェアは1人あたり2着支給(※黒1枚、黄色1枚支給)いたします。(初回入会金にて購入いたします。)

※紛失やサイズが合わなくなった場合には、別途追加購入をお願いいたします。(1枚あたり5,500円)

移動着(ポロシャツ)について

移動着は、試合がある日の移動着として活用し、その他にもクラブが主催するイベント活動や、対外的な活動を行う際に着用するウェアです。移動着は1人あたり1着支給いたします。

※紛失やサイズが合わなくなった場合には、別途追加購入をお願いいたします。(1枚あたり4,500円)

冬季移動着(ピステ)について

ピステは、移動着と同様、冬季に試合がある日の移動着として活用し、その他にもクラブが主催するイベント活動や、対外的な活動を行う際に着用するウェアです。ピステは上下セットで秋頃に別途ご購入いただきます。

価格:上下セット13,800円(税込)

U-12 体験お申し込み・お問い合わせ先

サンビスカス沖縄FC U-12に興味のある方は、ぜひ一度、下記のフォームよりお問い合わせください。

    お電話番号

    また、U-12の練習体験・見学も随時募集していますので、こちらもお気軽にお問い合わせください。

    お電話:098-989-4695 Mail:info@sunbiscus.com

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