一般社団法人サンビスカス沖縄は、国連の提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、全てのステークホルダーとともに、未来の子ども達のため、『サンビスカス沖縄SDGs宣言』を制定いたしました。
これまでクラブが行ってきた「地域貢献・社会貢献」全てに対して意義付けし、これから行っていくべき社会課題をSDGsの活動と結びつけることで、取り組みを深化するとともに、今よりもより良い社会づくりに貢献していきたいと思います。
活動の内容に関しましては、17の項目のうち下記の項目を中心に活動し、サンビスカス沖縄のCSR(社会的責任)を担う任意団体である「サンケアーズ」のウェブサイトを通じて、公表させて頂きたいと思います。
主な活動項目とターゲット
4.質の高い教育をみんなに
4.1 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
4.2 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
5.ジェンダー平等を実現しよう
5.1 あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
8.働きがいも経済成長も
8.3 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する。
11.住み続けられるまちづくりを
11.7 2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。
14.海の豊かさを守ろう
14.1 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
15.陸の豊かさも守ろう
15.1 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
16.平和と公正をすべての人に
16.1 あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。
16.2 子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。
17.パートナーシップで目標を達成しよう
17.16 全ての国々、特に開発途上国での持続可能な開発目標の達成を支援すべく、知識、専門的知見、技術及び資金源を動員、共有するマルチステークホルダー・パートナーシップによって補完しつつ、持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップを強化する。
17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。
令和元年6月1日
一般社団法人サンビスカス沖縄
代表理事 宮城哲郎
持続可能な開発目標(SDGs)とは
持続可能な開発目標(SDGs)、通称「グローバル・ゴールズ」は、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な行動を呼びかけています。
これら17の目標は、ミレニアム開発目標(MDGs)の成功を土台としつつ、気候変動や経済的不平等、イノベーション、持続可能な消費、平和と正義などの新たな分野を優先課題として盛り込んでいます。ある目標を達成するためには、むしろ別の目標と広く関連づけられる問題にも取り組まねばならないことが多いという点で、目標はすべて相互接続的といえます。
※国連開発計画(UNDP)引用
http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sustainable-development-goals.html