子どもたちと日々、一緒に活動する中で「触れ合い」の大切さを実感しています。
キッズスポーツスクールや運動遊び(アミーゴ)では、保護者の方や先生から離れて活動することが不安そうな子に手をつないであげると硬かった表情が和らぎ、ニコニコしながら走り回っていたり、
サッカースクールやジュニアチームでは、得点を取ったチームがハイタッチやハグをして仲間と喜びを分かち合うとさらに積極的なプレーになったりします!
大人と子ども、または子ども同士でのスキンシップがその後の子どもたちの行動や心に大きな影響を与えています。
先日、開催した親子スポーツ教室では、参加者の皆さんにハイタッチや触れ合うようなメニューたくさんを取り入れてみたんです。そうすると、子どもたちも保護者の皆さんもいつもよりも距離感が近くなって、保護者の皆さん同士で会話が増えていたり、子どもたちも保護者の方から離れて一緒に遊んでいる様子がたくさん見られました。
また、日常では3歳になった息子がよく家の中を走り回って、案の定、机やドアの角に頭をぶつけて、大泣きしています。笑
大人から見てもかなり痛そうですが、抱っこして痛いところをさすってあげるとさっきまで大泣きしていたのに嘘のように泣き止みます。
本当に不思議です。すっかり痛みを忘れて、遊びに戻ります。
今回は、そのようなスキンシップがどれほど心と体に良い影響を与えるのかその効果をお伝えしたいと思います。
①安心感を与え、信頼を深める
触れ合いは子どもたちにとって「自分は大切にされている」と体感させます。
小さなハイタッチや背中をさすってあげるだけでも子どもたちにとっては「認められた」というメッセージになるんです。
親子で手をつなぐだけでも、子どもたちは心の中に安心感を持ち、大人を信頼する土台が築かれます。
私も子どもたちと接するとき、肩に手を置いたり、目を見て話したりすることで、自然と距離が縮まるのを感じます。
②心が安定し、自己肯定感が育つ
スキンシップをすると脳内で「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。このホルモンは、「愛情ホルモン」とも呼ばれており、心の安定に効果があり、ストレスを和らげるそうです。
私が指導する子どもたちも、何かうまくいかないときでもポジティブな声かけと共にハイタッチや頭を撫でてあげると、落ち込んでいてもすぐに前を向いて気持ちに整理をつけています。
こうした経験の積み重ねが、自己肯定感の向上につながるんですね。
③コミュニケーション力を育む
言葉だけでなく、触れ合いによる非言語のコミュニケーションも大切です。私たちコーチが「大丈夫だよ」と肩をポンと叩いたり、勝ったときにみんなでハグすることで、子どもたちは安心し、仲間への思いやりを学びます。
こうした小さな触れ合いが、子どもたちの共感力やコミュニケーション力を育てていくんです。
スキンシップは、子どもたちの心に安心感を与え、自己肯定感やコミュニケーション力を育てる効果があるため、子どもたちの成長にとても大切です。
保護者の皆さんは最近、お子さんとスキンシップを取っていますか?
スキンシップと聞くとなんだか恥ずかしい気持ちもありますが、学校やスクールに行く前にタッチしたり、背中をさすってあげるだけでもいいんです。
さらに、スキンシップは子どもたちだけでなく、大人も効果が得られるそうです!
ぜひ、皆さんも日常の中で子どもたちとのスキンシップ取ってみてくださいね♫
最後までありがとうございました!