お風呂は毎日のリカバリータイム!

先日、日本薬科大学の石川泰弘先生という方のセミナーを受けてきました。

石川先生は、スポーツ医学や薬理学の専門家で、トップアスリートのコンディショニングやリカバリー方法について研究されている方です。(お風呂博士と呼ばれているそうです。笑)

そんな先生のセミナーで、「リカバリーするなら、入浴がかなり効果的だ」という話を聞きました。先生は、入浴についてあらゆるデータと根拠で、入浴がリカバリーに良いという研究をしています。実際にそのセミナーでも、たくさんの根拠とデータが掲載されていました。

お風呂がいいのは何となくわかっていたけど、改めて研究データとしてしっかり証明されていると聞くと、ちょっと意識が変わりますよね。

目次

オリンピック選手もこだわる入浴の効果

実際に、石川先生はオリンピック選手やプロ野球選手、プロサッカー選手などのコンディショニングも担当しており、その多くの選手たちが入浴にはかなりこだわっているそうです。

トレーニング後の疲労回復はもちろん、ぐっすり眠るためにも、正しくお風呂に入ることが大事だとか。特に、ただ体の表面を温めるだけじゃなくて、筋肉までしっかり温めることで、全身の疲れが取れやすくなるそうです。シャワーでさっと流すだけじゃダメなんですよね。笑

入浴がリカバリーにいい理由

筋温が上がると、老廃物が排出されやすくなるため、疲労回復にはぴったり。さらに、お湯に浸かることで水圧がかかって血流も良くなるから、体のすみずみまで酸素や栄養が行き渡りやすくなります。つまり、お風呂にちゃんと入ることで、体のリセットがスムーズにできるってことですね。

そして、入浴で大事なのは お湯の温度。ついつい熱めのお湯に入りたくなるけど、熱すぎると交感神経が刺激されて、逆に体が興奮状態になってしまうんです。

リラックスするには、38〜40℃くらいのぬるめのお湯に入るのがベスト。そして、しっかり筋肉まで温めるには、 最低でも12〜15分くらいは湯船に浸かることが大事です。筋温は皮膚の温度よりゆっくり上がるので、短時間で済ませると十分に温まりきらないんですよね。

沖縄の人は湯船に入らない?!

沖縄では湯船に入る習慣が少なく、シャワーだけで済ませるという子がほとんどです。私が県外で住んでいる頃は、やはりほとんどの友達は湯船に入っていました。今回のセミナーを聞いても、スポーツをする子どもたちには、毎日しっかりお風呂に浸かることをおすすめしたいです。シャワーだけで済ませていると、筋肉の奥まで温まらず、疲れが抜けにくいんですよね。

だからこそ、湯船にゆっくり入る時間を作ることが大切。特に、しっかり休息を取りたいときや、ぐっすり眠りたいときには、お風呂の入り方を見直してみると、翌日の体の軽さが全然違います。

お風呂って、ただ体を清潔にするだけのものじゃなくて、コンディションを整えるための大事な時間。毎日のリカバリータイムとして、ぜひ入浴習慣を見直してみてくださいね!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次