試合経験が子どもたちを成長させる理由

日々スクールで子どもたちを指導していると「スクール生に試合の場をたくさん経験させてあげたい」と思う瞬間がたくさんあります。

保護者の方からも、こんな声をよくいただきます。

「頑張ってスクールに通っているから、試合に出る機会を作ってあげたい」
「試合で周りについていけるか心配…」
「うちの子が試合に出たら、他の子に迷惑をかけるかも…」

こうした不安や悩みを抱える保護者の皆さんもいらっしゃると思います。

ですが、スクールのミニゲームやサッカー交流大会のような試合を経験することで、子どもたちが得られる成長の機会は本当に大きいんです!

今日は、試合が子どもたちにもたらす効果についてお話しします。

目次

試合で得られる「達成感」が自信に変わる

サッカーの試合に出ることで、子どもたちが得られる最も大きなものの一つが「達成感」です。

ミニゲームやサッカー交流大会のような試合には、練習とは違う独特の緊張感があります。その中で、たとえ小さな成功であっても「できた!」という感覚を味わうことで、子どもたちは自信を持つことができます!

例えば、ある子がミニゲームに出た時のこと。

試合後に「全然ボールに触れなかった…」と悔しそうに落ち込んでいました。

でも、その子は自分が味方からパスがもらえるように早くスペースを見つけて、パスを受けようとしていたんです。

私が「確かになかなかボールには触れなかったかもしれないけど、味方からパスを貰おうとする準備とポジションはとても良かったよ!」と声をかけると、彼は安心したのか表情も柔らかくなり、少し恥ずかしそうでした。

その後もパスを貰える準備とポジションを取ることでボールに触れる頻度も多くなり、積極的にプレーできるようになりました!

このような達成感の積み重ねが、子どもたちの自信につながっていきます。

仲間と協力することで育まれる協調性とチームワーク

試合は、子どもたちが仲間と協力し合う経験を得られる貴重な場でもあります!サッカーは個人の技術だけでなく、仲間との連携が重要なチームスポーツです。

「どうやったら仲間と点が取れるか?失点を防げるか?」
と考えながらプレーすることで、自然と協調性や団結力が育まれます。

サッカー交流大会に参加したスクール生でサンビスカスU12ジュニアチームと対戦する機会がありました。

スクール生チームは、サンビスカスU12ジュニアチームに「勝ちたい!!」という気持ちを持っていましたが、「本当に勝てるかな?…」と不安な気持ちでいました。

でも、チームでプレーの約束事を決めたり、声を掛け合ってコーチングすることでジュニアチームが相手でもボールを奪えたり、点を取れたり、善戦しました!

試合後には、

「次はもっと点が取れるようにシュートまで行きたい!」
「チームで助け合って、戦えた!」

とスクール生チームの子が充実した様子で話してくれました。試合を通じて、子どもたちは「一人じゃない」という安心感と喜びを感じることができたのだと思います!

失敗を乗り越える力が次の挑戦につながる

試合では成功だけでなく、もちろん失敗もつきものです。でも、その失敗こそが、子どもたちを成長させる大きなきっかけになります。

例えば、ボールを取られて悔しい思いをした子が「次はもっと早く動いてみよう」と考えるようになります。
また、ゴールを決められず落ち込んだ子が「次はあそこを狙ってみよう」と工夫します。

このように、失敗を通じて「どうすればもっと良くなるか」を考える力が養われるんです。この力はサッカーだけでなく、勉強や日常生活など、さまざまな場面で役立ちます。

僕たちコーチもスクール後に子どもたちと一緒に振り返り、次のステップにつながるよう練習と試合がリンクするようにサポートをしています!

試合がもたらす成長の可能性

試合を経験することで得られるものは、サッカーの技術だけではありません。

「失敗してもまた挑戦する力」
「仲間と目標を達成する喜び」
「自分の力や仲間を信じる気持ち」

など、人生の基盤となる力を育むことができます。

保護者の皆さんも、試合の場でお子さんの新しい一面を発見することができるかもしれませんよ(^ ^)

私たちコーチも全力でサポートしますので、一緒にお子さんの新たな可能性を広げていきましょう!

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