あたたかい場所でありたい。

サンビスカス沖縄/サッカースクール/運動あそび/障がい者スポーツ指導員

谷本 優希

 

お布団から出たくない(´-`

ぬくぬくとしていたい(´-`

 

そんなふうに、ちょっとぼんやりとしてい

てもいいような、いや、ほんとにぼんやり

としていてもいいかどうかは別として、でもそんな風に思える冬という季節、四季の中で1番目に好きです。

 

あたたかいものに囲まれる、冬という季節が大好きです。

 

 

元々は、冬は、4番目に好きでした。

好きというか、それはたぶん、好きとは言わない。

 

 

だって、内地の冬は刺すように痛い。

何も悪いことしてないのに、ずっとチクチクと刺されているかのように痛い。空気が、風が、痛い。

 

地元の広島は、それなりに雪は降るし、それなのにどうして、制服はあんなに薄っぺらいのか

 

問答無用で冬なんて「寒すぎるから嫌い」でした。

 

 

大学生になり、広島を出て、大阪に。

大阪で過ごした4年間は広島の何倍も寒かった。ように感じていました。

 

気温が、空気が痛くて寒い。だけではなくて、心がひどく痛み、そして寒かった。

 

全国優勝を目指すサッカー部で、日々心を、体をすり減らし、隙間だらけになった心に吹き抜けていく冷たい風に凍りつく。だから広島にいるときの何倍も、寒い気がした。

 

そこにあたたかいものなど無かった。

 

 

でも、冬の順位が4番目から1番目に上がったのは、その頃で。

 

なぜなら冬は、たくさんたくさん着込むことができるから。

 

帽子やマフラーなんかも着けて、目以外の全てを覆って、自分を隠すことができる。(実際全く隠れられていないけど。)洋服に包まれているだけでも、多少の安らぎがある。

 

それに比べ、夏は薄着で、肌が見えている分、何をやっても目立ち、どんなに隅っこに居ても、すごく見られているかのように、そんな風に感じていました。

 

監督の目が、先輩の目が、同期や後輩、そして全く関係のないただ同じ学部というだけの学生たちの目から、夏はどうやっても逃れられない。

 

 

だからそんな夏よりも、冬のほうがまだマシ。という感じでした。

 

 

ここまで一気に書いてみて、

いま、自分でここまで読んでみて、

ぇ。めっちゃ暗い人間ぽい。って、ちょっと吹き出したε-(´; )

 

実際、暗かったのかなぁぁぁ。

私はよく、大人しい。と言われる。

 

仲良くなった人には、実は全くもって大人しくなんてないことがバレて、しょうもないことでゲラゲラとひたすら笑っていられる陽気な人間であることが分かってもらえるのだけれど。

 

なんせ内気。なんせ人見知り。

心を開くのに4年はかかる。

 

4年もかかったら、中学、高校、卒業までに間に合わないじゃん。と思われるかもしれないが、うん。その通りなのです。てへ。

 

でも別にそれでも楽しくのほほんと生きてきたはずなのに、大学は違った。

 

全国優勝を目指すチームに、大人しい人間は一向に受け入れてもらえなかった。

 

「おまえは実力では負けていないのに、性格変えないと、ダメだね。」と。

 

どんなにプレーで頑張っても、声に出して自分を強く主張することができない私は、置いてけぼりだった。

 

性格変えろ。性格変えろ。自己主張は無いのか?と。人格否定されたように捉えた私は、そこから這い上がることができなかった。

 

と、いうか、這いあがろうとしなかった。

 

どうしてだ。

サッカーは大人しい人間がやってはいけないのか。

 

大学3年の冬、部活を辞めました。

辞めた後に、部活の人たちに会うのが嫌で、逃げるように学外の活動に足を運んだ。

 

それが、前回書いたアダプテッドスポーツの世界でした。

 

障がいのある人もない人も、男子も女子も、若いも年寄りも、みんな一緒に楽しくスポーツしましょうや。と、それはそれはあたたかい世界でした。

 

ヒッチハイクをしながら、野宿なんかしながら、あちこちのアダプテッドスポーツイベントに参加しました。

 

真冬の雪降る新潟、田んぼ道にテントを立てて、1人寝袋に包まって寝たあの夜は、極上に寒かったし、凍るかと思ったけれども、心はあたたかいものに包まれていた。

 

快く車に乗せてくれる人たち、女の子なんだから気をつけなよ~と心配してくれるおじさん達、時には家に泊めてくれるご家族もいて、また、朝テントから出たら、前日に出会ったお婆ちゃんのお手製おにぎりが置いてあったこともあった。

 

たくさんのぬくもりは、隙間だらけになっていた心を徐々に埋めてくれました。

 

野宿ではなくちゃんと帰る家がある今も、冬になるとあの頃の寝袋を出してくる。ベットの上に寝袋を広げて、包まって眠る。

 

この寝袋から出たくない。

ぬくぬくとしていたい。

 

あの頃のことを思い出しながら、ぼんやりとしていたくなる冬という季節は、四季の中で1番目に好きです。

 

 

でも、ぼんやりとしてばかりはいられないから、寝袋から這い出して、社会の中で過ごす毎日。冷たい風に吹かれることが山ほどある。

心の隙間がビューンとやられて、凍りつきそうになることもそりゃあるけれど、また夜になって、この寝袋に戻ってくればいいや。って、そう思える。

 

担当しているなでしこクラスは、あたたかい場所になれているだろうか。

子どもたちが心を解放して、楽しめる場所になれているだろうか。

 

子どもたちが過ごす毎日の中で、きっと隙間風が吹くことはちょこちょこあるよね。

そんなときに、ここに来れば、ぬくもりに包まれるなぁ、と。そんな風に安心して通ってもらえる、あたたかいスクールでありたい。

 

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