「楽しもう」という意識が思いやりのココロを育む

サンビスカス沖縄/サッカースクール/運動あそび/障がい者スポーツ指導員

谷本 優希

 

多くの子どもたちがサッカースクールで一番楽しみにしているミニゲーム(試合)。

 

「コーチ今日試合する??どれくらいする??何時からする??」とわくわく♪

 

でも、大好きなはずの試合だとしても、もし勝ちたい気持ちだけが先行してしまったら…?

うまくいかないと口調が強まり、イライラした態度になってしまうこともあります。

そんな時には仲間を、相手を、傷つけてしまう可能性も・・・・

 

そうならないためにも、試合前にコーチはよくこの一言を伝えます。

 

「今日のルールは、楽しむこと。 全員が、楽しい。これがルールです」

 

すると子どもたちは、いろんな工夫を見せてくれます。

 

勝つことだけでなく、仲間と協力すること、コミュニケーションをとること、チャレンジすること、気持ちを共有することなどなど。いろんな楽しみが加わります。

 

思い通りにいかないことはたくさん

 

勝ちたいのに、うまくいかない。

自分がいいプレーをしたのに、仲間がミスをしてイライラ。

そんな風に思い通りにいかない場面ってたくさんありますよね。

 

そんなとき、「たのしもう」という気持ちを忘れてしまうと、ついつい攻撃的な言葉が飛び交い、仲間とギクシャク。イライラがプレーに出てしまって、ますますうまくいかないことの連続に・・・

 

 

楽しもうと「意識」することが大事

 

楽しもうという意識で実際どのように変わるかと言うと

 

  • お友達のいいプレーを褒める
  • 誰かがミスをしても「ドンマイ」と励ます
  • 「~してほしい」と要求を優しく伝える
  • 点が入るとハイタッチで盛り上がる

 

もちろん初めから子どもたちみんなが変われるわけではありません。。

 

どうしても必死になるとお友達に対して

「~しろよ!おいっ!ミスるなよ!!」など喧嘩腰の物言いになってしまう子もいて

その都度、「楽しむためにはどんな言い方がいい?」と確認しています。

 

また、パスがうまく通らなかったとき、パスの受け手に向かって一方的に怒ってしまう場面では

「出し手側にも改善できることはなかったかな?」「どんな受け方をしてほしかったのかな?」と促しています。

 

こうして常に、みんなで楽しむための「意識」をし続けることで、自分の感情だけにならずに

仲間のこと・相手のことを考えることができるようになりつつあります。

 

また、これにより、お友達のプレーを褒める姿や、点が入ったときにチームみんなで喜ぶ姿も以前より増えてきました!

 

お友達のプレーを褒めたり、点が入った時にチームみんなで喜べるのは、みんなで楽しめていることを表しているように思います。

 

みんなの大好きなサッカーを通して、思いやりの心を育むことができたら嬉しいです☆

 

 

なぜ消極的で運動が苦手な子がたったの1年で園のリーダーになり運動会のアンカーに選ばれたのか?

詳細は、こちらからご覧ください。

↓ ↓ ↓

◯サンビスカス沖縄サッカースクール

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