From:さんびー
サンビスカスのみんな、こんにちは!
さんびーだよ!
みんなはジェンダーってことばを、聞いたことがあるかな?
ジェンダーっていうのは、かんたんに言えば「男の子はこうあるべき!」とか「女の子はこうあるべき!」って言われるようなもの。
たとえば、料理はママがつくるものって思われがちだよね。でも、料理がとくいなパパもいるよね?
そういったせいべつによって役割がきまっていると思われるのが「ジェンダー」っていうんだって!
じつはこのジェンダー問題は、世界中で大きな問題になっているんだ。
女の子は学校に行けない?
日本では学校にだれでも通うことができるけど、せかいには「女の子だから」っていう理由だけで学校にいけず、文字の読み書きもできない人が多いんだ。
昔の人たちは「男の人」がはたらいて、「女の人」が家でこどもたちを守るってかたちがずーっと当たり前におこなわれてきたんだって!
きみのおじいちゃんやおばあちゃんの時代も、男の人が働いて、女の人は家で家事をするってのが普通だったと思う。(こんどおじいちゃんやおばあちゃんに聞いてみてね!)
でも、今の時代は、女の人もバリバリ働いているよね!きっときみのママもお仕事をがんばっていると思うんだ。だんだんと女の人も働くことが当たり前になってきたし、男の人が家事をすることも増えてきたよね!(だいひょうのミヤギは毎日せんたくものを干しているらしいよ!)
特に日本では、世界と比べてパパが育児をする時間がものすごく少ないんだって。もちろんいろんな理由があるんだろうけど、もっとパパが気軽に育児に参加できるようになると、もっと家族は笑顔になるんじゃないかなぁと思うんだ。
そうそう!サンビスカスではそんな「お父さんの育児参画」をもくてきとした「親子スポーツ教室」を5年もつづけているんだ!スポーツはお父さんのとくいな部分だから、きっと育児に参画しやすいんだろうね♪
そうやって「男だから」とか「女だから」ではなく、家族としてそれぞれの役割をもって協力し合えることがほんとうに大切なんだ。
ジェンダーによる差別をなくす
こういった問題もあるよ。
女の人は男の人よりも、どうしても力が弱いよね。こういった弱い立場のひとが、ぼうりょくをうけたりして、つらく悲しい思いをしている人もたくさんいるんだ。
力の差があるのはしょうがないけれど、だからといってぼうりょくすることは違うと思うんだ。これも、ジェンダー問題のひとつだね。こういった問題をなくすために、たくさんの人たちが活動している。
そして、「男の子はこうあるべき!」「女の子はこうあるべき!」っていうこと自体が、多くの人を傷つけていることだってあるんだよね。
中には、女の子で生まれたけれど、心は男の子もいるからね。逆もおなじで、からだは男の子だけど、心は女の子もいる。
でも、それって「個性(こせい)」のひとつなんだ!
勉強が好きな子もいれば、スポーツが好きな子もいるのと同じ。肌が白い子もいれば、黒い子だっている。かみの毛が長い子もいれば、短い子もいる。みーんな個性のひとつなんだ!
あ、そうそう!沖縄の学校では、男の子の制服と、女の子の制服を自由に選択できるようにした学校もあるんだよ!これもジェンダー問題にとりくんでいる例のひとつだね。
まぁ、ぼくは難しいことはわからないけれど、男の子だからとか、女の子だからとかで、叶えられない夢とか、やりたいことができないのは、できるだけないほうがいいなと思うな。
けっきょくは「どんな子か?」なだけだから、ぼくは性別とかとくに気にせず、いいやつはいいやつだし、男の子でも女の子でも好きな子は好きだな♪(妖精界では男の子も女の子もないからね♪)
得意なことを、得意なひとがやる。ただそれだけだなんだよね。
もっともっと自由にいろいろと選べる世の中になるといいなぁ♪
今日お話ししたないようは、SDGsのゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」にかかわることをお話ししたよ。
それじゃあきょうのお話はここまで!
またね♪