サンビスカス沖縄FCのジュニアチームの子どもたちは、週末に試合が入ることがあります。
多い時で1日に3試合することもあり、疲れをできるだけ残さないためにも、試合後のクールダウンは必ず行うようにしています。
そんな中、裸足で子どもたちに歩いてもらうのですが「なんで裸足で歩くの?」と子どもたちに聞かれました。
クールダウン時に裸足がいい理由は、単純にきつく縛っていた靴や靴下を脱ぐことで、開放感があり、滞っていた血流を流し、体全体をリラックスさせる効果が期待できるため、試合後に必ず行っていました。
しかし、最近プロアスリートのケアをしている先生から、運動後に裸足で地面を歩くことを「アーシング」といって、疲労回復にはかなり効果があるという話を聞きました。
皆さんは『アーシング』ということばを、聞いたことありますか?なかなか聞きなれない言葉ですよね。
アーシングとは、裸足で地面に触れることで、体の中に溜まった電気を放出し、自然からエネルギーを取り込む方法で、最近では、アスリートの間でも、このアーシングが疲労回復やメンタル面に良い影響を与えるということで注目されているんだとか!
うちの子どもたちには、自分がこれまでやっていたケアの中の一つと思ってさせていたましたが、こんなに良い効果があったんだと改めて実証されました。笑
そこで、今回は、裸足で地面を歩く『アーシング』で得られる効果についてお話ししたいと思います!
裸足効果その1:疲れを取る手助け
スポーツを頑張る子どもたちは、全力で動くので筋肉や関節に過度な負荷がかかり、疲れてしまうことも多いです。そんなとき、裸足で土や芝生の上を歩いたり立ったりするだけで、体内の炎症を抑えて筋肉の回復をサポートしてくれるのです。
実際に2004年アメリカの研究機関では、裸足で歩くことで炎症を抑える効果があることを報告しており、リカバリーが早まると発表しています。
裸足効果その2:自然とのふれあいで心もリフレッシュ
今の子どもたちは、スマホやゲームが当たり前で、なかなか自然に触れる機会が少ないですよね。でも、そんな子どもたちが自然と触れ合う最高の方法がこの裸足で歩くこと。地面に直接触れることで、心が落ち着いたり、リラックスできたりするんです。
私も大人になってやった経験がありますが、本当に気持ちがいい感じがします。(試してみてくださいw)2010年の研究では、アーシングがストレスホルモン(コルチゾール)のレベルに影響を与えることが確認されたそうです。
裸足効果その3:バランス感覚も磨ける!
裸足で地面に立つことで、実はバランス感覚もよくなるんです。足裏の感覚が鋭くなることで、体の重心が整いやすくなるんですね。サッカーやバスケットボールみたいに素早い動きが必要なスポーツでは、このバランス感覚の向上が大きな武器になるかもしれません。実際に、今の靴は最初からアーチがつくられているものや、踵が高いものなど、自然の体の構造を無視したインソールも多いものです。子供の頃は、足の感覚も敏感なので、ぜひ裸足になる機会を持って欲しいなと思います。
いかがでしたか?
このようにアーシングには、メンタル面や、疲労回復、足底の感覚向上にもかなり良い効果があるとされています。
実際、裸足で歩くことで、体に様々な良い効果が研究結果として掲示されており、スポーツをする子どもたちにとって、簡単ですづ実践できるものです。裸足で自然の中を歩くだけで、心も体もリフレッシュできて、パフォーマンスもアップできるのなら、やって損はないはずですよね。
もし、お子さんが外でスポーツをする際には、ぜひ裸足でクールダウンをすることを取り入れてみてください!
きっと良い効果が現れることだと思いますよ?^^
それでは今日はこのへんで!