- 「朝の準備に時間がかかる」「忘れ物が多い」「片付けができない」など、日常生活の基本的な習慣が自分でできないことが心配…
- 新しい友達が作れるのか心配。うちの子は自分から話しかけられないタイプで…
- 本人が何か困ったときに、自分で親以外の大人や友達に相談できるのかな?
などと、お子さんに心配や不安な気持ちはありませんか?
でも、子どもたちは、たった数日の経験で想像以上に成長する力を秘めています。
そのきっかけとなるのが、親元を離れて仲間と過ごす体験。
今回は、私たちサンビスカスが主催するキャンプで実際に見られた「子どもたちの成長」のエピソードを交えながら、その理由をお伝えします。
親元を離れる体験がなぜ成長につながるのか?
1. 自分で考え行動する力が身につく
キャンプでは、すべての活動で「自分で準備する」ことが求められます。
・持ち物の管理
・次の活動への準備
・どんな場面で何を優先するかの判断
・今、自分はどんな役割を担当すればいいのか
初めてのキャンプに参加した子は、最初の日、荷物の整理が苦手で、サッカーをするための準備がなかなか進まずみんなから遅れて、落ち込んでいました。
しかし、コーチから「サッカーをするためには何が必要か?」「持っていくものは、小さなリュックに入れてまとめよう」という声かけをきっかけに、自分で考える練習を始めました。
2日目の午後になると、「この後は、練習に行くから水筒の準備しなきゃ!」と自分で行動し、仲間にも「これ一緒にやろう」と声をかけられるように成長しました!
最終日、宿舎を出るために荷物をまとめる彼の「ちゃんとできたよ!」という笑顔は忘れられません。
2. 仲間との協力でチームワークが育つ
キャンプでは、サッカーや集団活動を通して、自然と仲間との協力が求められます。
でも中には、初めは周りに馴染めず、一歩下がって緊張気味に様子を見ている子もいます。
そのような子がいると高学年の子を中心に「一緒にやろうよ!」「こっちにおいで!」と声を掛けてくれ、グループの中に自然と入って行き、グループ活動中でも自分の役割を見つけて活動します。
サッカーの試合では、パスを出した後に「ナイス!」と声を掛け合う場面が増え、自分から「ここでパスをもらってゴールを決めよう!」と提案するまでに成長。
キャンプの最後には、みんな解散することが少し寂しそうな表情になり、子どもたちにとって、絆を深めたとても充実したキャンプだったんだなと感じることができます。
3. 親が気づかない力が引き出される
キャンプの体験を通じて、子どもたちは自分の可能性に気づきます。
ある子は、家ではいつも「お母さんがやってくれる」と言って甘えていたそうです。
しかし、キャンプでは全員が自分で準備をするルール。
「荷物が片付いていないと次に進めない」という状況に慌てた子は、最初は仲間やコーチの助けを借りながらも、徐々に自分で時間を気にしながら工夫して取り組むようになりました。
3日目の朝、その子は、荷物を整理した後、年下の子の荷物整理を手伝ったり、自分たちで使った宿舎の掃除を自ら進んで取り組んでくれました!
「一人で準備もできて、他の子と協力できたよ!」という自信に満ちた報告が保護者の方から届きました。
宿泊体験を経験した子どもたちの変化
宿泊体験となるキャンプで一番感じるのは、非日常の中で子どもたちが「できた!」という成功体験を重ねることの大切さです。
・サッカーの試合でゴールを決める瞬間
・荷物を最後まできれいに片付ける瞬間
・仲間に「ありがとう」と言われる瞬間
その一つ一つが子どもたちの自信になり、次の挑戦へとつながります。
これらの体験を通じて、子どもたちは仲間と協力しながら自立の一歩を踏み出します。
「でも、親元を離れるのが不安…」そんな子どもたちの気持ちも当然だと思います。
子どもたちの新たな成長の一歩を、ぜひ一緒に応援しましょう!
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