ご飯が食べられない子に見られる共通点

よく、スクール生の保護者の方から、
「うちの子、ご飯をあまり食べなくて」という悩みをよく聞きます。

子どもの食事の量は個人差があるので、一概に「このくらいの量を食べなさい」というものはありませんが、あまりにも夕ご飯を食べられない場合には、少し心配にもなりますよね。

これまで、たくさんの子どもたちに会う中で、ご飯が食べられない子の共通点がいくつかありました。

それは、運動量が少ない子、間食が多い子、甘いジュースをよく飲む子などです。

運動量が少ない子は、もちろん運動する機会を増やしたり、スポーツ系の習い事をしたり、外でよく遊ぶなどしていれば、自然と運動量が増えます。

運動量が少ない子の多くは、学校から帰ったらゲームやスマホで1日が終わってしまう子。それだとお腹は空きませんよね。

子どもは活動量が多いため、運動が足りていれば、自然と間食をほしがります。なので、欲しがっていれば積極的に間食をあげた方がいいのですが、問題は間食で何をあげるか?が大切です。

間食は、小学生なら約200キロカロリーが目安になると言われています。
これは板チョコでいうと1枚の半分、あんぱんなら1つ、ポテトチップスなら小袋1袋程度です。

これより多くの間食をしていたら、量が多いですし、学校から帰ってお菓子を食べているのであれば、そのカロリーをチェックしてみてください。200キロカロリー以上とってはいませんか?

また、間食に何を食べさせた方がいいかというと、糖質より脂質をチェックすることが大切です。脂質が多いと、消化のためのエネルギーが多く必要になるため、食欲が出にくくなってしまいます。

なので、間食では「脂質」が少ないおやつを選ぶことを意識してください。

脂質が少ないおやつは、和菓子がおすすめです。どら焼きやみたらし団子をはじめ、和菓子だと脂質が少ないものが多いのが特徴。逆に、脂質の多いおやつは、ケーキ、ホットドッグ、アイスクリームなどです。

そして、最後に、甘いジュースをよく飲む子。
特に、コーラやカルピス、スポーツドリンクなどは、500ミリリットルあたり砂糖が50グラム以上も入っています。これだと、血糖値が上がりきってしまい、何か食べたいという欲がなくなってしまいます。

私も以前、子供が小さい頃、ほぼ毎日、たけのこの里とカルピスを与えていた時期がありました。(今考えると怖い!)どんなに活動量が多くても、間食の質や、甘いジュースを毎日摂っているとすぐにカロリーオーバーになります。

できるかぎり、夕ご飯でしっかりとした栄養を摂りたいので、こういった間食には気をつけたいものです。

夕ご飯をなかなか食べられないという方は、運動の量、間食の量と質、甘いジュースを飲んでいないか、これらをチェックして、何かひとつでも良いので、取り組んでみてください。

きっと、食事に対する気持ちも変わってくることだと思いますよ?

それでは、今日はこのへんで!

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