昨年度から引き続き、沖縄市の小学生年代の5年生以下を対象とした北九州遠征選抜の活動に指導者の一人として関わらせていただいています。
活動は、沖縄市地区全体のサッカーの向上を目指し、選手育成を行うことを目的とし、また、12月に北九州で開催される大会への遠征メンバーの選考も並行して進められています。
2年目となる今年も、多くの学びと経験をいただいています。他の指導者の方々の考え方や指導法に触れ、引き続き自分自身の指導者としての成長を実感する機会となっています。
活動には、各チームから選ばれた子どもたちが参加しています。今年の活動を通じて、子どもたちの変化や成長を間近で感じることができています。
昨年と同様に、活動に対する選手たちの意識の変化も感じられます。初めは緊張や戸惑いを見せていた選手たちも、活動を重ねるごとに目的意識を持ち始め、積極的な姿勢を見せるようになりました。顔つきやプレーに自信を感じさせる選手も増えており、成長の過程を見守れることに喜びを感じています。
また、選手の保護者の方々ともお話する機会があります。
「今回の活動に参加するようになって、子どもが大きく変わった(成長した)と感じています」という声をいただくことがあります。このような言葉をいただけることは、大変ありがたく感じます。
しかしながら、今回の活動そのものが成長のすべてではないということを再度お伝えしています。成長の基盤となるのは、日々のチームでの練習や指導者のサポートです。今回の活動は、そうした基盤があってこそ、さらなる成長を促すきっかけとなるだけです。
これから12月の遠征に向けて、遠征メンバーの選考も終えてチームとして活動を本格化していきます。選ばれた選手はその責任を自覚し、選ばれなかった選手もその経験を糧として次のステップにつなげてほしいと思います。
活動もまだまだ続きます。選手一人ひとりにとって少しでも多くの学びとなるよう、引き続き全力で関わっていきたいと思います。