大城充幹– category –
-
トレセン沖縄スタッフ研修会に参加して
去った4月、トレセン沖縄スタッフ研修会に参加しました。 この研修会では、あらかじめ割り振られたテーマで指導実践を行い、各地区のトレセンスタッフの前で実際に指導をします。そのために、改めてサッカーの「4局面」と「プレーの原則」を振り返りなが... -
「ボールを止める」ことでプレーが変わる ― 選択肢・時間・スピードを手に入れる ―
試合中、こんな経験はありませんか? ・味方からパスを受けた瞬間、トラップミスもしていないのに相手に追い込まれてボールを奪われてしまう・自分はうまくパスを出せたのに、その味方がすぐに相手に詰められてボールを失ってしまう そうしたプレーを何と... -
続けるだけじゃない、成長するための正しい努力
自分は子どもの頃からサッカーに打ち込んできました。しかし、振り返ると、全ての努力が報われたわけではありません。 時には「無駄だったのでは」と感じることもありました。それでも、上手くなりたいとサッカーを続けた結果、今の自分があります。そして... -
運動の大切さとは?
「小さい頃から体をたくさん動かす方が良い」と耳にしたことはありませんか?先日、サッカースクールに体験で参加した保護者の方から、「家でダラダラ過ごすよりも、何か体を動かすことをさせたくて参加しました」と話していただきました。 では、なぜ小さ... -
「参加しない子」を見守る大切さ
キッズスポーツスクールでは、ごくたまに、活動に参加できずに、その場にいるだけになってしまう子がいます。そんなとき、自分は無理に「参加しないとダメだよ」と促すことはしないです。 これまでの経験から、子どもたちは何かのきっかけで自ら参加するよ... -
沖縄市地区少年サッカー北九州遠征選抜での活動(2024年度)
昨年度から引き続き、沖縄市の小学生年代の5年生以下を対象とした北九州遠征選抜の活動に指導者の一人として関わらせていただいています。 活動は、沖縄市地区全体のサッカーの向上を目指し、選手育成を行うことを目的とし、また、12月に北九州で開催され... -
サッカーで感じる子どもたちの成長 〜 勝ち負けへの思いと技術の向上
サッカースクールで指導を続けていると、ふとした瞬間に子どもたちの成長を感じる場面に出会うことが多くあります。最近、ある子が見せてくれた成長のエピソードは、私にとっても感慨深いものでした。 その子は以前は勝ち負けを特に気にせず、試合中も淡々... -
パスをもらう動きを覚えるには?
サッカーの試合をしていると、自分から良いところに動いてパスをもらいチャンスをつくる子もいますが、パスをもらおうと一生懸命に動いているけどなかなかパスをもらえない子も多くいます。 パスをもらえない子でも、 積極的に動いてパスをもらおうとして... -
興味を持ち、認め、共感する
「これ見て~、〇〇が作ったんだよ~」 保育園や幼稚園へ運動指導にいくと、子どもたちが話してくれます。 4才~6才の子たちが作ったものなので、上手なものもあれば、何か分からないものもあります。 完成度に関わらず「すごいねー」、「上手だねー」、... -
サッカーの目的と手段
サッカーを指導している中で、常日頃、強く意識していかないといけないな、というものがあります。 それは「目的と手段を間違えないようにする」ということです。 目的とは、「何かを成し遂げようとして、その実現を目指すこと」であり、手段とは、「ある... -
矢印を自分に向ける
サンビスカスには、いろいろな子どもたちがいて、いろいろな子たちがやってきます。 ものの見え方も、考え方も、育ってきた環境も違ういます。 当たり前ですが、子どもたちそれぞれ、個人個人が特徴的な性格をしています。 人見知り、気が弱い、恥ずかしが... -
楽しいとは?
サッカースクールのミニゲームで子どもたちに「今、何対何?」と聞くと、「何対何だよ!」と、子どもたちは正確な点数とともに、勝っているのか負けているのか教えてくれます。 途中でチームのバランスを考えて、メンバーを入れ替えたりする時も「点数は0...