失敗してもいいんだよ。
今年になって子どもたちへよくかけている声です。
これは今年の自分へのテーマでもあります。
自分自身もこれまでいろいろな方からアドバイスをいただくことがありましたが、よくいただくアドバイスの一つでもあります。
この「失敗すること」ですが、自分でも失敗はダメだと思っていませんが、そう思うことを、なかなか素直に自分の中に取り込めていないことへのモヤッとする気持ちも常にあります。
どうしてそうなるのか考えてみると、いくつかのことが思い浮かびます。
- 失敗したら怒られるかもしれない
- 失敗することが恥ずかしい
- 失敗したら自分の評価が下がるかもしれない
- 失敗したらバカにされるかもしれない
このように失敗にたいして後ろ向きな思考があるからか「失敗するかもしれない」と少しでも思った瞬間に、体が硬直したり、体が震えるということもあります。
この前向きにとらえられないことが「失敗しても大丈夫」と頭では思っているけど、失敗を避けて行動してしまう大きな問題であるように思います。
でも周りは「失敗しても大丈夫」と言います。
自分も子どもたちへ「失敗しても大丈夫」と言います。
それは、失敗するのも一つの経験であり、何かをはじめるときは誰だって失敗するということを、これまで生きてきて何かしら失敗をたくさんしてきたからの思いから言っていると思いますし、自分も言っています。
失敗を過度に恐れてしまうことで、選択肢を狭くしたり、可能性を小さくしてほしくないという思いから「失敗しても大丈夫だから」と言ってくれていると思いますし、自分も言っています。
ある大きな会社の社長さんの本にも、このようなことが書かれていました。
「我社は、失敗を評価します。人は失敗の中からしか学べません。失敗はやる気に比例するからです。失敗は避けるべきものではなく、また逃げるものでもありません。そこから何かを学ぶのです」
でも「失敗しても大丈夫」と割り切って思えるようになることって、そんなに簡単なことじゃないですよね。
割り切って思えるようになりたいと思うなら、どうすれば失敗を受け入れられるマインドになるのでしょうか。
それは「失敗を受け入れるには、自分の努力次第で、成長できると考えること」もひとつあるようです。
なぜこのマインドが失敗を受け入れることに繋がるのかというと、自分の努力次第で、成長して能力が上がると考えていれば、失敗はただの通過点であり、学びの機会に過ぎないと感じられるからだそうです。
今はできなくても最終的に自分は成長してクリアできると信じることも重要だそうです。
自分自身多くの子どもたちと関わらせていただいているなかで、子どもたちには、失敗を恐れずに行動を起こし、原因を考えて何度もトライし続ける人になってほしいと思います。
そのためにも、自分自身が失敗への捉え方を常に考え、学んでいきたいと思います。