サッカーの現場に関わっていると、合宿や遠征という機会は少なくありません。
今回は、12月に沖縄市地区トレセン(U-11セレクト)の遠征と、サンビスカス沖縄FC Uー12の合宿に帯同してきました。
サンビスカス沖縄FC Uー12の合宿は、国頭村の宿舎を拠点に2泊3日の期間行いました。
今回の合宿の大きな目的は、1月第1週の土日からスタートする、おきぎんJカップ(Uー12)という、6年生にとって最後の公式大会に向けてのチーム強化です。
練習や練習試合を通して、大会に向けていい準備ができました。
また合宿には、1年生から6年生まで参加したので、下級生が困っていたら上級生が助けてくれる場面など、先輩として良きお手本を見せてくれたり、リーダーシップを発揮してくれる場面も多くありました。親元からも離れているので、自分のことは自分でやるという自立した生活を送れるようになることや、日ごろ多くのことをサポートしてもらっている親に対する感謝の気持ちを確認する場ともなりました。
沖縄市地区トレセン(U-11セレクト)の遠征では、北九州市(福岡県)で開催された北九州近県大会に参加しました。
そこでは、地域や、他県の強豪チームと試合を行いました。
結果は、予選リーグ1位での通過。決勝トーナメントでは各試合わずかに力及ばす、最終結果は8位という結果でした。
普段沖縄では戦わないチームスタイルのチームとの試合は、とても貴重な経験となりました。
今回、遠征や合宿に参加して、子どもたちの成長とは、体験が経験値となり、経験値が増えていくことそのものが、成長だということを改めて思いました。
失敗した、上手くいった、何か行動した、何も行動できなかった、やりたかったことをやれた、やりたかったことをできなかった、その全部の経験が成長につながる。
サッカー面でも、生活面でも、普段のチームでの活動や、普段の生活での活動とは違った雰囲気や環境下におかれ、その状況下に置かれたときの言動が大切で、その状況に必然的になる遠征や合宿は、子どもたちの成長にとてもいい機会となりました。