伸びる子ってどんな子?

サンビスカスでは、この8~9月の2ヶ月の間にサマーキャンプやスクール交流大会とイベントが目白押しでした!

イベントに参加してくれたスクール生は、とても充実した期間だったのでないでしょうか?

保護者の方からも

「とっても楽しかったみたいです!!」
「これをきっかけにU12(ジュニアチーム)に興味を持つようになったみたいです!」
「自主練してます!」

などとイベントをきっかけにスクール生が成長している様子をお聞きしました。

実際にスクールを見ていても「この子、上手になったなー!」「どんどん伸びていくなー!」というスクール生がいます。

きっと保護者の皆さんもお子さんのサッカーの上達や心の成長を楽しみにしていると思うので今回は、どんどん伸びていくスクール生の特徴をお伝えしたいと思います!

目次

どんどん伸びる子の特徴

それは、

①何度もトライする子

②自ら工夫する子

③他者と協力できる子

です!

まず【①何度もトライする子】

何度もトライできる子は、必然的にプレーする回数が多くなります。練習量が他の子よりもどんどん増えていくので上達するスピードが断然速い!

「やってみる」→「できた!」という成功体験も重ねていくのでサッカー・スポーツに限らず色んなことにトライすることができるようになります。

「失敗」=「悪いこと」と思ってしまう子も多く、どうしても「難しそうだからやらない」という子もいます。そのような子が多い中で失敗しても「楽しめる子」というのは、他の子よりもどんどん伸びていきます!

次に【②自ら工夫する子】

工夫できる子は、自分でどんどん上達のステップを作って、登っていくことができます。先日のスクールの試合中、ある子に

「パスをもらってトラップする時に相手に取られないで次に自分がパスを出しやすい場所にボールを止めてみたら?」

というアドバイスをしました。

その後、同じようなシーンでその子は、相手に取られない・パスをしやすい位置にボールをトラップ。「おっ!しっかりさっきのアドバイスを聞いてプレーしているな!次はどこを見てパスをするかな?」と思ったらその子は、前を見て相手の対応が遅れていること確認するとパスをせずにドリブルで打開しました!

その子は、さっきのアドバイスに引っ張られずに自ら工夫して、複数の選択肢を持ってプレーしていたのです!

コーチのアドバイスを受けて、プレーすることは大切ですが、この子のように状況の変化に気づいて自らプレーを選択するという工夫はより大切ですよね。

最後に【③他者と協力できる子】

サッカーは他者との協力が不可欠です。一人でドリブルで突破してゴールを決めることは、なかなか難しいですし、それができたとしてもサッカーの面白さのほんの一部でしかありません。

11対11、8対8、スクールだと6対6くらい。

この人数でドリブル・パス・シュートを駆使して、さらにポジショニングを工夫して、相手との駆け引きをし合う。その中でチームメイトと協力することが求められます。

そんな時に自分のミスはもちろん、仲間のミスも人のせいにせず自分事として捉えられるかがとても重要です。

「もっとパスのしやすい場所にサポートしてあげればよかった」

「早く声をかけて教えてあげればよかった」

などと、たとえ仲間のミスでも「何か自分にできることはなかったか?」と考える子は仲間と協力することができ、コンビネーションも良くなっていくのでプレーの質も上がってきます!

今回は、どんどん伸びる子の特徴として、

①何度もトライする子
②自ら工夫する子
③他者と協力できる子

の3点をお伝えしました!

この3つの特徴をスクール生には「当たり前」になってもらいたいと思います。

そのためには、スクール生の成長を広げるのも狭めるのも大人(コーチや保護者)の関わり方がとても大切に感じます。

過干渉ではなく、無関心でもいけない。適切なバランスの距離感を見つけ、子どもたちに対して幼い扱いをしすぎず、一人の人として関わっていきたいと思います。

最後までありがとうございました!

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