突然ですが、僕はいま国頭村にいます。
そうなんです!
サンビスカスのサマーキャンプの真っ只中なのです。(というか初日です。)
子ども達はいま歯磨きなど寝る準備を終え寝る体勢といったところで、僕たちコーチ陣も部屋に入り、やっと一息つけたいう状況です。
せっかくの機会なので今回はキャンプの出来事を、まさにアツアツな状態でお伝えできればと思います。
キャンプでは、自分自身で考え、相手や集団のために動くことを求めています。
これはサッカーでも同じで、どこに立てばパスを受けやすいのか。ドリブルをしている味方とゴール前に並走することでシュートやパスといったチャンスの選択肢を増やしてあげることができるのか。
どちらも相手を見ることが必要ですし、チーム(集団)で勝利を掴むために動かなければなりません。
それを日常生活でも自分のことだけを優先しているのであれば、サッカーでも独りよがりなプレーになってしまいます。
なので、サッカーだけが上手くなるキャンプではダメですし、生活面だけが上達するではダメなのです。
ですが、初日のうちは難しいものです。
相手のことを見ずに自分がパスを受けたいことだけを考えて近づき、味方をより難しい状況に変えてしまう子。
空き時間にもかかわらず、トイレに行って良いかと確認をしてくる子。
床に水をこぼして、どうしたらいいですか?と聞いてくる子。
コーチ達が話すため、周りは静かになっているにも関わらず、関係なしに喋り続ける子。
そんな場面が初日はどうしても多く見られます。
もし、うちの子かも?(汗)となっているキャンプにご参加のお母さん、大丈夫ですよ?笑
そういったことに対し、コーチ陣は「どうしないといけないと思う?」「周りはどう動いて欲しいと思う?」など、相手や集団のために自分自身で考え動くことの答えを出してもらえるよう、声かけを意識しています。
キャンプ期間は、誰かに頼ることなく行動することができる「自立」を参加前よりできるようになって欲しいなと思います。
自ら考えて自分で決めたルールで自分の行動をコントロールすることができる「自律」を参加前よりできるようになって欲しいなと思います。
もちろんキャンプメンバーには、小学1年生の子もいるので、わからないことも比べて当然多くなります。
そのためできないことがあれば人を頼ってもいいですし、わからないことがあれば他のメンバーの話に耳を傾ければ良いと思うのです。
その上で正しい選択をして行動ができれば、充分自立できて自律できているといえるはずです。
逆に5・6年生といった高学年には他人の意見を無視して、何でも自分だけで決めることが正解でもありません。
目指すのは、自立できて自律できている人です。
さて、そういった意味でも行う、明日6時半にはじめる朝の散歩は、全員集合して行けるのでしょうか?笑
時間通りに動けない場合は置いていくからねと伝えています。
自分で起ききると決め(自律)、誰にも頼ることなく自分自身で起きる(自立)ことができたかどうか、ぜひ各スクールで答え合わせをされてみてくださいね。
キャンプを通して、自立と自律の心を刺激して、キャンプ前の子ども達より成長した姿で親御さんの元まで無事にお届けできるように、あと2日コーチ達も頑張っていきます!