ストレッチよりも湯船に入るべし!

毎日ハードな練習をしている選手に

「ストレッチしなさい!」

と毎日言っている保護者の皆さんも多いかと思います。笑

でも、子供たちにとってストレッチというのは、正直あまり効果も感じませんし、楽しいものではないので、なかなか自らやる子はいないかと思います。

とはいえ、小学校高学年になると、急に足が痛くなったり、腰が痛くなったり、膝が痛くなったりする子が増えてきます。

ハードな練習と、成長期のダブルパンチで、どうしても筋肉が硬くなりやすいんですよね。

だからこそ、親御さんは日々「ストレッチしないといけない」という認識で、お子さんにアプローチをしていると思いますが。

実は、ストレッチも筋肉を硬くしてしまう要素があります。

筋肉は、無理に伸びようとすると、防御反応が働いてしまい「これ以上伸びないように!」という脳の指令が働き、逆に筋肉が硬直してしまうことがよくあります。

特に子どもたちは、急に伸ばそうとする子が多く、逆効果になっているなぁと思うストレッチもたくさんあります。笑

だからこそ、ゆっくり数えて、痛くない程度のストレッチを指導していますが、これを自分でやれって言っても、なかなか難しいものです。

そこで!今日はそんな選手たちのケアにぴったりな方法をお伝えします。

それはずばり「入浴」です。

そもそも、なぜ筋肉が硬くなるのかというと、筋肉の間に、疲労物質がたまって、それが筋肉の伸び縮みを制限しているからなんですよね。

その疲労物質を取り除くことができれば、筋肉は動けば伸び縮みしますし、血流も良くなり、疲労物質も流れやすくなります。

その疲労物質を流すという目的であれば、入浴が最適です。入浴といっても、必ず湯船につかることです。

これは、水圧で筋肉に自然と圧がかかります。体温よりも熱い温度で血流も促進され、なおかつリラックスしながら入れるので、無駄な力もなく、疲労物質がスムーズに循環されるという状態になるわけですね。

変に自分でストレッチをして、筋肉を過緊張させるよりも、ゆったりと湯船に浸からせたほうが、何倍も筋肉は柔らかくなります。(厳密には疲労物質が流れやすくなります。)

とはいえ、沖縄人は湯船に浸かる人が少ないと言われています。笑
その場合は、ハード練習後や、週末の試合後だけでもいいので、ぜひ湯船に浸からせてあげてください。

そうすれば、ストレッチを毎日しなくとも、最低限、筋肉にとってはすごく良いケアができていますので、ぜひおすすめです^^

夏場であれば、プールや海に入るのも最高です!湯船が大変なら足湯でもいいです。

あ、誤解のないようにお伝えしますが、ストレッチも当然大切ですよ!

力まないよう、無理しないよう、ゆっくりと時間をかけて伸ばせたら、ストレッチも最高のケアになりますので、両方できたら一番いいですね♪

ぜひ、お子さんのペースで、試してみてくださいね?

それでは今日はこのへんで!

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