先日、保護者の方から
「うちの子、先週の走る練習をしてから走るのが速くなっています!」
そんな嬉しいご報告を頂きました♪
実際にその子の走っている様子を見てみると、1週間前とは違いとても力強く走っており、明らかに走るスピードも速くなっていました!
その男の子は、1週間前までは、
- 少しドタドタ走る様子
- 足の裏全体をついてベタ足で走っている
- パワーが地面に伝わっていない
- 腕が振れていない
- 膝が上がらない
といった様子で走っており、これは、速く走ることができていない子の特徴でもあります。
そんなA君ですが、キッズスポーツスクールで走る練習を行ったところ1週間で大変身!
走っている姿も力強く、走るフォームも変化していて、スピードもアップしていました。
キッズスポーツスクールで行ったこと
では、どんなことをキッズスポーツで行ったのか?
まず1つが、腕振りです!
「走る」と考えると「足の力」を想像しがちですが、実は上半身や腕の使い方も重要です!
そのため、子どもたちに「腕を振ろう!」と伝えるのですが、
「腕を振ろう!」と伝えると幼児期の子どもたちは顔の前で上下に手を振ってしまい、余計にバランスが悪くなり、速くも走れない。
そのため、「腕を振ろう」ではなく「肘を後ろに引こう」と伝えることがポイントです!
そうして伝えた中で、腕振りの練習をするとだんだんとスムーズに腕を振ることができるようになります。(*肘は90度程度に曲げて行いましょう。)
2つ目は、バランス&ジャンプです!
速く走ることが難しい子の特徴として、パワーが地面に伝わっていない事があるのですが、その原因の一つとして「バランス力が低い」ということがあります。
特に走っている時は、片足で体を支えるので片足でのバランスが悪いとパワーも上手く地面に伝わりません。
そのため、バランス力やパワーを伝える力を養うために
- 片足バランス(止まった状態)
- ケンケン
- 両足ジャンプ(その場でジャンプやマーカーをジャンプ)
- ハードルジャンプ
といった運動を行いました。
ケンケンやその場での両足ジャンプをする時には、かかとを少し上げて「母子球」の辺りで着地をするのもポイントです!
上記のようなことをキッズスポーツスクールでは行い、またお家での練習方法を伝えたとこと、この男の子は1週間で大変身しました!
また、その子だけでなく他の子どもたちも少しづつ変化してきており、その男の子のようにまた急激な成長を見せてくれそうな予感がしています♪
腕振りやバランス運動、ジャンプなどはお家でもできる簡単な運動です。
これから運動会がある子どもたちも多いと思いますので、もっと速く走れるようになりたい!という子どもたちは、ぜひお家でもやってみてほしいと思います!
みんなの
「足が速くなったよ!」
「リレーで活躍したよ!」
「かけっこで一番になったよ!」
など、みんなの報告を待っています♪笑