ただ、聞いてほしくて。ただ、優しさをもとめて。

サンビスカス沖縄/サッカースクール/運動あそび/障がい者スポーツ指導員

谷本 優希

 

先日、久しぶりに自転車に乗りました。

 

 

あちこちで桜が咲いていることに心躍らせ、颯爽とその下を駆け抜けていく私。

 

気に入った場所に自転車を止めて、ゆっくり写真を撮ったりなんかしながら。

 

目的地は、那覇の大きな本屋さん。

 

じっくり時間をかけて選んだ本は、帰りに公園のベンチで読もう。

 

 

・・・・・??とまぁこのような、鼻で笑われる率90%ほどの赤面大妄想を、頭の中で繰り広げていた出発前。(残り10%は同士がいることへの期待)

わくわくで浮き足立っていた私は、きっと笑われた鼻息で吹き飛ばされてしまうほどにふわふわしていた。

さて、そんな調子で、タイヤに空気と気合をパンパンまで送り込んだら、いざっ!出発っ!!

 

 

様子がおかしい。

 

雲の。様子がおかしい。

 

気づけば霧のような雨。

 

負けじと風を切り、濡れた頬を乾かす私。

 

降り止まない霧雨と、漕ぎ続けることで乾かす作戦の矛盾(ほこたて)合戦である。

 

激しい攻防については割愛しまして、結果。

 

結果はですね、ずぶ濡れでした。お察しの通りでございます。

で。帰ってから、一連の出来事を友達に語ったんですね。

も~、さいあく~、聞いて~って。

 

 

そしたら、一撃でした。見事に。

 

「いや、あんたが出発する前から、雲は怪しかったよ、」と。

「それでもノリノリで出かけて行った、あんたが悪いわ」と。

 

いやはや、ぐうの音も出ない正論。

一寸の狂いもない、ド正論、ピシャリッ。

 

 

え~~、だってさ~~。

って、言いたいじゃないですか。

自分が悪いってわかってたって、そりゃ災難だったね。って、言ってほしいじゃないですか

 

 

ただ聞いて欲しかっただけなのに。

ただ優しい言葉が欲しかっただけなのに。

スマホを落としたわけでもないのに・・・(とか、くだらないことすぐ挟むからピシャリとやられるんですけれども)

 

 

雨が降るとわかっていながら意気揚々と自転車で出かけてしまう私ほどではないにしろ、きっとみなさんにもあると思う。

ちょっと奥さん、聞いてよ~って。

あたしが悪いのは100も承知だけどさ~って話。

 

やたらゆっくりで、むしろ心の安全を乱されそうな車が前を走っていて、それで遅刻した、とか。

いや、ほんとは寝坊した自分が悪いことはわかってるよ、わかってるけど、前の車のせいにしたい。何も言わずに聞いて!とかそういう類の。ありますよね、きっと。

 

 

人に愚痴を言いたくなるとき。人のせいにしたくなる時って。

 

そっかそっか。うんうん。って、言ってほしい、ただそれだけなんですよね。

 

 

だから、子どもが

「ね~、コーチーーーー。〇〇くん(お友達)がーー( ;  ; )」「オレなんにも悪くないのにー」「なんかいきなりさー」って。

 

そんな風に泣きついてきたら、「うんうん、そうか、それは困ったね。嫌な気持ちになったね」って、とりあえず受け止めること第一。

 

「いや、なんにもしてないわけないのでは?」

「先にちょっかい出したのは自分では?」

「むしろ悪いのは・・・・」とか、言いたいことはたくさんあるけど・・・

 

ど正論で突き放されたら、かなしいから。

なんだよっ!って逆ギレしたくなるだろうから。

 

いろんな言葉をぐぐっと腹の底に押し込めて、無条件に聞き入れる。

 

よしよし、わかったよ、って。

うんうん、それで?そしたらどうなった?って。

 

優しく耳を傾けていれば、子どもは必死に話ながらも、自分の矛盾や、非に、気づく。

 

それで、いいのだ。

それで、いいのだ♪

 

 

全部わかってるのに、それでも優しくしてくれる人が、私は好きだ。

失敗しても、大丈夫だよと言ってくれる人が、私は好きだ。

言われなくても、咎められなくても、反省は十分にしているんだもん。

 

 

大人だって、どこにも愚痴をこぼせなかったら、しんどい。

こどもだって、きっとそう。

 

甘やかすのはNGだけど、甘えてきた分には壮大に受け止めていきたい。

 

あと、サイクリングも、リベンジしたい。

今度こそ、青空の日に。

 

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