目に見えづらい能力!危険察知能力とは?

サンビスカス沖縄/サッカー教室/サッカースクール/

大城 充幹(B級コーチ)

 

 

皆さんはサッカーでどんなプレーが凄いプレーだと思いますか?

 

  • フェイントで華麗に相手をかわす技術
  • 2〜3人の敵がボールを奪いにきても奪われないキープ力
  • 相手を置き去りにするドリブルスピード

 

など華やかで凄いプレーに思わず目を奪われるのではないでしょうか?

 

そんなワクワクするようなプレーをするのは大抵攻撃の得意な人で、見ていても分かりやすため、サッカーをしていない人でもその選手が上手いということがすぐに分かると思います。

 

しかし、もう一つ違う視点をもってサッカーのプレーみると、また一つ「凄い!!」「上手!」と思えるプレーをみることができるようになり、サッカーを見る時の楽しみが増えると思います。

 

危険察知能力が優れている人!

皆さんは「危険察知能力」というものをご存知でしょうか?

 

例えば、

  • 味方がドリブルで抜かれたと思った瞬間にさっと現れ立ちふさがる!
  • 決定的なスルーパスを出されそうな場面で、パスコースをさっと防ぎパスを通させない!
  • シュートを打たれそうな場面でボールに飛び込みシュートブロックに入る!

 

など、主に守備の時に「あっ!危ない!」と思う瞬間にはもうそのポイントに入ってピンチを防ぐような能力のことを言います。

 

その能力が優れている人のことを危険察知能力の高い人と言います。

 

危険察知能力が高い人のプレーとは?

なんとなく見ていては一見分かりにくいのですが、そういう人は相手が攻撃でドリブルやパスでボールが動くたびに、少し前に動いたり、右によったり、左によったり、後ろに引いたりとその状況によって細かく動いています。

 

距離にしてわずか1mから2mといった小さな動きなので分かりづらいのですが、実はその1mから2mという小さな距離を動き続けることが重要なのです。

 

大抵の人は、自分の近くにボールが来て「危ない!ピンチ!」と思ってから動き出すのですが、この危険察知能力が優れている人はあらかじめボールの動きに合わせて1mまたは2m動いているので、ピンチになりにくく。

また「危ない!」と思っても動いていない人と比べて1~2mボールに近いため、ピンチを防ぐことができます。

 

ぜひ、サッカーをする時にはボールに合わせて細かく動きながら、ピンチにならない状況を作る選手、ピンチになっても対処できる選手になってほしいと思います!

 

 

PS.サッカーを見る時には、そういったプレーを探してみると、華麗なプレーとはまた1つ違った凄いプレーを見ることができます♪

 

 

 

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