「うちの子、走り方が変?」気になったお母さんへ

サンビスカス沖縄クラブマネージャー

宮城 奈津子

 

  • かけっこではいつもビリ
  • 走り方も周りの子と比べて変だし気になる
  • 運動がそもそも苦手・嫌い
  • めんどくさい、が口癖

 

このような事で、お子さんの「運動」についてお悩みのお母さんも多いのではないでしょうか。

自分が(親が)運動が苦手だからかな?とか、なかなか公園にも連れて行ってあげていないからかな?とか、遺伝のせいかな?とか・・・。

いろいろ考えちゃいますよね。

 

実はこの悩みは、あなただけでなく、多くの保護者が抱えている共通の悩みなのです。

 

でも、ご安心ください。

結論からいいますと、幼児期の走り方は成長段階ですので、今は全く気にする必要はありません。遺伝も関係ありませんし、今苦手だとしても改善することができます。

 

ただ、これからお話しする大事な事実だけは、しっかりと知った上で、保護者の方々には見守って欲しいと思います。

 

なぜなら、この事実を知らないで、後悔してしまう方が非常に多いからです。お子さんの将来のためにも、ぜひ最後までお読みください。

 

目次

今の子の運動時間が少なすぎる?!

 

まず、30年前の日本の子供達と、今の日本の子供達の運動時間は、およそ半分以下だそうです。

 

これの何が問題かというと、「ケガの発生率が高くなっている」というデータがでています。

 

 

運動環境が減った今の時代は、子供が転んだときに手をつけないとか、軽くぶつけてもすぐに骨折してしまう子も、非常に多いという国のデータが発表されています。

 

公園でも、ボール遊びが禁止されたり、鬼ごっこよりも家でゲームをする時間の方が長いということで、運動を一番やるべき時期に、運動をしない環境が、このような問題を引き起こしているのです。

 

 

では、なぜ、幼少期に運動が一番必要なのでしょうか?

それは、人間が生まれながらにして持った、成長段階が関係しています。

 

この事実を知らないままでは

大切な運動時期に、何もさせてなかった。

と後悔してしまうかもしれません。

 

 

お子さんのためにも、ぜひ覚えておいて欲しいと思います。それでは、いきましょう!

 

なぜ、幼少期の運動が大切なのか?

 

人は、この世に生まれてから、さまざまな器官が段階的に成長していきます。

 

まず、泣いて声を出すこと。目が見えるようになること。耳が聞こえるようになること。手足を認識すること。手で物をつかむようになること。首をもつこと。座ること。寝返りをうつこと。

 

これらは、すべて人間が自立するためには欠かせない成長要因ですよね。

もちろん、お父さん、お母さんはそんな赤ちゃんの成長を「見守りながら」育てているかと思います。

 

 

でも、これは当たり前のようですが、もしもそんな環境を、赤ちゃんに一切与えなかったとしたら、どうなると思いますか?

 

赤ちゃんがこの世に生まれてから、その成長段階に適した環境を、親御さんが作っていなかったとしたら?

例えば、生まれてからずっーと暗闇の中で過ごしていたとして、音も感じることもなく、光を感じることもなかったとしたら?

 

きっと、赤ちゃんのうちで、成長すべき「見る」「聞く」など器官が、育ちにくくなってしまいますよね。

 

 

この図を見て欲しいのですが、これはヒトが成長していく段階を表した図です。

分かりやすく言うと、「何歳で、どんな器官が最も成長するのか?」を示したもの。もちろん人には個人差がありますので、この図で全てを説明できるわけではありませんが。

 

例えば、身長や体重、肝臓や腎臓などの成長が一番発達するのは、赤ちゃんの時期です。(①一般型)

リンパ系は免疫等にかかわる扁桃やリンパ節などのことです。小学校高学年〜中学生くらいまでに急激に発達し、大人のレベルを一時超えますが、それから下行して大人のレベルに戻ります。(③リンパ系型)

男の子の骨格がしっかりしてきたり、女の子が丸く女性らしくなって、生殖器系が成長するのは、思春期の中高生くらいの時期。(④生殖器系)

 

 

ここで、注目して欲しいのが「②神経系です。

0才から伸びて、12才までには大人と同じ100%成長し切ります。

 

この神経系とは、「脳」の発達です。

 

脳は、すべての運動機能を司る、とても大事な大事な神経回路です。

勉強や運動をできるだけこの時期にさせたほうがいいというのは、まさに神経系の成長期真っ只中だからなんです。

 

 

ということは、なんと12才までで、運動神経がほぼ決まるということ。

 

 

12才を超えてしまって本格的な運動を始めても、なかなかうまく体が使えなかったり、ボールが苦手だったり、走り方が変なままになってしまったりします。

 

しかし、神経系の成長が著しい幼少期に、十分な運動をしていた人は、どんなスポーツでもなんなくこなす人が多いのです。

 

なので、この時期にどれだけ脳神経を使えるかが、非常に大事になってきます。

 

伸び盛りの神経系を、しっかり伸ばせてる?

 

しかし、先ほどの話を思い出してほしいのですが、、、

 

現代は外遊びの時間が、かなり減ってきています。伸び盛りの神経系を、十分に成長させきれていない環境が、現代ということです。

 

だから、ケガをする子が増えていたり、走り方がうまくできない子がいたり、ボールをキャッチできない、投げ方がおかしいなどの変化が、顕著に出てきているのですね。

 

例えば今は、近くのスーパーにいくのも、車でいきますよね?

これは大人にとっては便利でも、子供にとっては運動神経を伸ばす機会を失っているということです。

 

 

それが、現代の環境なのです。

 

 

このままでは、十分な神経を伸ばすことができず、将来本格的な運動をしたい!と思った時には、神経の成長がしにくい年齢になっているかもしれません。

 

 

なので、4才〜12才までの運動習慣を、保護者がつくってあげる必要があるのです。

 

子供は、自分で環境を作ることができません。でも、だからって伸び盛りの神経系を、そのままにしていては、勉強もスポーツも苦手になってしまいます。

 

なので、30分からでもいいので、お子さんと一緒に運動する習慣をつくってみましょう!

 

 

毎日、保育園や幼稚園が終わった後に、公園の原っぱで遊ぶことも大切です。毎日が厳しければ、毎週火曜日と金曜日は公園の日、と決めてもいいでしょう。

 

自分のできる範囲で、お子さんがスポーツや運動を習慣化する環境を、意識的につくってあげてください。

 

すると、12歳までに成長が止まってしまう神経系を、最大限に伸ばすことができるようになります。

 

 

幼少期の発育発達に特化したサッカースクール

 

ただ、運動をさせようにも、何をさせたらいいのか悩む保護者も多いのは確かです。

 

特に、運動が苦手だったという親御さんは、一緒に運動ができないという方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな場合は、地域にあるスポーツ教室に通うことも大切です。

 

スポーツ教室なら、毎週何曜日の何時から、という感じで、習慣化しやすいですし、お子さんが好きであれば楽しみながらスポーツを体験することができます。

 

当サッカースクールでも、幼少期の発育発達に特化したプログラムを実施しているので、どの神経系がどうやって成長していくのかを、日々研究しております。

 

より、現代の子が不足しがちな動きを、サッカーというボール遊びの中で体感していく。すると、子供たちは無意識のうちに、伸び盛りの神経系を、自然と伸ばすことができます。

 

将来、何かスポーツを真剣にやりたい!と思った時には、幼少期の運動習慣のおかげで、「即座の習得」ができるような土台が出来上がっている状態。

 

なので、どんなスポーツに取り組んでも、きっとスムーズに取り組めることだと思います。

 

 

まずは、自分のできる範囲から、スポーツ習慣を作ってみてくださいね?^^

 


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対象年齢:4才〜6才(小学生も相談可)

定員:各校10名まで

会場案内

●コザ校(沖縄市コザ運動公園)毎週水曜日 15時半〜16時15分
●美里校(美里公園)毎週金曜日 15時半〜16時15分
●泡瀬校(県総合運動公園レクドーム) 毎週木曜日 17時〜17時45分
●うるま校(うるまシティプラザ3F) 毎週火曜日 15時半〜16時15分
●奥武山校(奥武山運動公園多目的広場) 毎週水曜日 17時〜17時45分
●新都心校(新都心公園大原っぱ) 毎週金曜日 17時〜17時45分
●名護校(21世紀の森公園屋内運動場) 毎週金曜日 16時〜16時45分

※ご不明な点はいつでもお気軽にお電話ください。(TEL:098-989-4695)

 

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