スキルや知識を活かすための基盤

数ヶ月前からコーチング資格取得の勉強を始め、

先日無事に

「チャイルド・コーチングアドバイザー」

の資格を取得することができました。

そこで、学んだ知識やスキルを実際の指導の現場でも活用できるように意識しながら指導を行っているのですが、なかなか上手くいかないことも多くあります。

「スキルや知識は学んだはずなのに上手くいかない。」

皆さんもそういった経験はないでしょうか?

私はそう言った状態になっていたので、改めて教材を勉強し直すと、肝心な部分を意識できていないことに気がつきました。

その肝心な部分とは、

  • 自分(コーチ)の自己基盤を整える
  • 非言語コミュニケーション

の部分です。

目次

①自己基盤を整えるとは?

以前にもブログで書かせていただいたのですが、自己基盤を整えるとは、自分の根底にある基盤の状態を整えることです。

例えば、心身が疲れていたり、心配事があったり、焦りや不平不満、倦怠感などがあると自分自身に余裕がなくなってしまいますよね?

そういった状態で相手(子ども)に対してコーチングを行おうとしても、自分に余裕やゆとりがなく不安定な状態にあるため、

物事を肯定的に捉えることができなかったり、前向きに捉えきれずネガティブに捉えて相手の話を引き出すことができないなど、効果的なコーチングができなくなってしまいます。

そのため、コーチングを行う本人(コーチや保護者)の状態をまずは整えることが大事だったのですが、上手くいかなかった時には、私自身が整っていなかったため上手くいかなかったことに気がつきました。

②非言語コミュニケーションとは?

非言語コミュニケーションとは、

言葉を使った言語でのコミュニケーションではなく、

  • 顔の表情
  • 視線
  • うなずき
  • 姿勢
  • 声の大小や高低
  • 話すスピード

といった、言語以外の部分のコミュニケーションのことで、

例えば、言葉で

「怒らないから話してみて!」

と言っても、

表情が怖かったり、その口調が強かったり聴くような態度ができていなかったりすると相手は、

  • 「怒られそうだし話したくない。」
  • 「話しても無駄かも。」
  • 「どうせ聴いてくれない」

と思ってしまう可能性があります。

そのため、スキルを用いて相手から引き出そうとしたとしても、相手にはその様子が伝わらずに信頼関係が築くことができず、相手が壁を作ってしまうため効果的なコーチングができなくなってしまいます。

私も改めて読み返して、そもそもの肝心な部分を意識できていなかったことに反省しました。

皆さんも子どもたちのために本やネットなどでいろいろと調べて実践していると思います。

上手くいっているのであれば問題ありませんが、

もしも、

「知識として知っているのに上手くできなかったな」

「学んで実践したけど効果なかったな」

と思うことがあるのであれば、もしかすると今回の私のように自己基盤や心構え、関わり方の方が上手くいっていなかったのかもしれません。

もしも上手くいかないな?効果なかったのかな?

と思うことがあれば、一度立ち返ってみて

  • 自己基盤
  • 心構え
  • 考え方や見方
  • 関わり方

と言った基盤の部分を見直してみても良いかもしれないですね。

私も、より良い指導や関わり方ができるよう、今後も学んでいきたいと思います!

今回のお話が皆さんのお役に立てたら幸いです!

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