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知念 悟
4ヶ月という長い自粛期間を終えて、今月からスクールが再開されることになりました!
とっっっても長かったですね!
久しぶりに子どもたちと一緒にサッカーができたこと本当に嬉しく思います!
無事に元気に会えたことがなによりです^^
また保護者の皆様も久しぶりの再開とあって、「お元気でしたか?」とお互いの家族を思いやる温かい声かけをしている方も多く、その光景に優しい気持ちになりました。
クラブから毎週送っているご案内の中にもありましたが、久しぶりに会う子ども達は、4ヶ月の間で大きく背が伸びていたり、スクールで履いていたはずの靴が小さくなるほど大きく成長していましたね。
特に高学年の子で成長期を迎えている子は、166cmの僕に追いつきそうな子もいて少しだけ危機感を感じたのは、ここだけの話です。笑
子どもたちを守るためとはいえ、この4ヶ月でたくさんの我慢を子どもたちにさせてしまったので、いつも以上に多く試合を行いストレスを発散してもらったのですが、その中で感じたことがあったので、今回はそちらについてブログを書きたいと思います。
久々のサッカースクールで思ったこと
スクール生の中には休校中もボールを蹴っていた!という子もいたのですが、久々にサッカーをする。全く運動をしていなかった。といったスクール生もたくさんいました。
そういった中での久々のサッカースクールだったので、「体がなまってる〜」や「ボール空振りしちゃった。」という声が、会場でちらほらと聞こえました。
それでも4ヶ月という期間が空いているので、そんなことが気にならないくらいサッカーができることが嬉しそうな様子で、前以上に笑顔が多いスクールの時間だったと思います。
きっと再開されてしばらくはサッカーができる喜びを感じると思うのですが、指導者としてきちっと「4ヶ月の休校期間」という不安要素も抑えておこうと思います。
まずは、保護者の皆さんも気になっている部分だと思われますが、体力の低下がやはり見られるなと感じました。
こちらに関しては、毎週のサッカースクールに参加して運動習慣を取り戻せば、体力も自然と戻っていくかと思います^^
個人的には、こっちの方を心配しています。
それは、「できていたことができなくなる可能性がある」ということです。
例えば、
- リフティングが休校前のように上手く続かない
- ドリブルがよく相手に取られるようになった
- 自分が下手になったと感じる
このように久しぶりのため、技術の低下による失敗でモチベーションが下がってしまう子が、もしかしたら出てくるかもしれません。
そういったときは、しばらくは上手くいかなくたってOK!くらいの気持ちで子どもたちと接していきたいと思います。
「一度はできていたわけだから、前みたいに一緒に頑張ってみよ?」
そんな前向きな声かけでフォローしてあげたいと考えています。
むしろ失敗から学ぶ
失敗という言葉だけで聞くとマイナスな印象がありますが、子どもたちはそこから「修正」と「工夫」を自然としていきます。
どうして前は上手くできていたのか?
前のようにできるようになるためには、どうすればいいのか?
このようにできていた自分を振り返ることができる機会になります。
失敗から学び、そして成長する。
久しぶりのサッカースクールは、「失敗をたくさん経験する」期間になるかもしれないので、前向きになれる声かけを意識して、またひとつずつ一緒に上手くなっていけたらいいなと思います。
失敗させたらかわいそうに思うかもしれませんが、失敗する機会を奪わず、子どもたちの長い人生という大きな視野で見ることも大切なのかもしれません。
ぜひ保護者の皆様も、しばらくは上手くいかなくたってOK!くらいの温かい目でお子さんのサッカーを見守っていただけると嬉しいです。