サンビスカス沖縄/幼児体育/運動指導/アミーゴ
知念 諒
皆様、明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いいたします!
さて、子供達に鉄棒で前回りを教えるときに最大の壁としてあるのが「恐怖心」ではないでしょうか?
「落ちたらどうしよう」「高いから怖い」「鉄棒に当たっているお腹が痛い」などなど子供達にはいろいろな恐怖心があります。
そのため、一緒に補助をしながら行ったり、「先生が支えているから大丈夫だよ」と声をかけながら安心させるようにしますが、それでもなかなか恐怖心がなくならない。
また、無理矢理にさせようとしたり、回してしまったりするとかえって逆効果で鉄棒の上で暴れ回ったり、手を離してしまったりと危ない状況になってしまいます。また、恐怖心が大きくなり鉄棒が嫌いになり、鉄棒に近づこうともしなくなる。。。
皆さんもこういった経験はありませんか?
そういったときにその恐怖心を克服する方法があります!
恐怖心の原因とは?
まず、前回りが怖い要因として
- 鉄棒が高い
- お腹が痛い
- 前に回るので落ちそうなのが見える
という要因があります。
恐怖心を克服するための方法とは?
それでは、恐怖心を克服するための方法を説明します。
1.低い鉄棒で行う。
鉄棒の上に上がる前回りは子供達にとって高く感じ、恐怖心がでてきます。高さの調節ができるのであれば低いところから挑戦させると良いです。
2.鉄棒にお腹を当てる位置を変える。
前回りや布団干しのようにお腹で体重を支える動作は、鉄棒に当てる位置によっては痛く感じます。
そのため、お辞儀をしたときに曲がる部分にしっかり当てるようにしましょう!
3.逆上がりを先に行う。
鉄棒を行うときに前回りより逆上がりが難しいため、前回りを教えてから逆上がりを教えるのが一般的です。
しかし、恐怖心を取り除きながら「回る」という感覚を身につけたいときには、逆上がりを先に行うと良いです!
前回りの恐怖心として、高いところから前のめりになり落ちそうになる感覚があるためそれが最大の恐怖心となっています。
一方、逆上がりは先に頭が下にさがり、回る過程で頭が上になるので前回りに比べて恐怖心が少なく感じます。
そのため、先に逆上がりを行うことで「回る」という感覚と「回ることの楽しさ」を感じてもらうことができ鉄棒の恐怖心を取り除くことができます。
*この時、逆上がりができない子の場合は指導者が補助をして行うことで「回る」感覚を身につけるようにしましょう!
これらのことを行っていくことで徐々に恐怖心も取れますし、楽しさをしることでもっとチャレンジしたいという気持ちも出てきますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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