サンビスカス沖縄/幼児体育/巡回指導/サッカー教室/サッカースクール/
知念 諒
先生方やスポーツの指導者などで子供たちを指導をしている時に
- だんだん集中力がなくなってきたな
- 今日は集中力がないな、続かないな
など、これまで集中していたの急に集中力がなくなったり続かなくなったり、日によって集中力がバラバラだったりして困ったことはありませんか?
そういった時には、あることを変えることで解決できる場合があります!
その方法とは?
そのあることとは「刺激」です!
例えば、「先生が笛を「ピィ」と吹いたらその場でジャンプをする(何回も繰り返す)」という、音に反応してジャンプをする運動を行うとします。
しかし、毎回同じように行っていると、だんだんとマンネリして飽きてしまう子がいます。
そんな時に、
「笛の音でジャンプをする」→「ボールが地面に落ちたらジャンプをする」
という風に変えてみます。
すると子供たちは目を見開いて先生に注目し、先生の行動を見逃すまいと集中し始めます!
このように「笛の音を聴く」という聴覚からの刺激によって反応していたものから、
「ボールが地面に落ちるのを見る」という視覚からの刺激に反応するに変えるだけで
- いつもよりも集中力が増す
- いつもより集中力が長く続く
- いつもよりも楽しく行っている
- いつもは集中すること難しい子が集中している
など子供たちの変化がみられます!
また、聴覚からの刺激に反応するのは苦手だけど、視覚からの刺激に反応することが得意な子がいたりと指導者にとっても子供たちの変化や特徴を再発見する機会にもなります!
神経の発達にも!
さらに、スキャモンの発育発達曲線によると、幼児期や小学校低学年は身体の神経系が発達しやすい時期であり、視覚や聴覚、そして運動も神経と深い関わりがあります。
運動でも、人は視覚や聴覚など五感から得た情報を脳で処理をし、筋肉に伝達し、身体を動かしているため、この発達しやすい時期に様々な方法で子どもたちに刺激を与えてあげることで様々な神経系が成長していきます。
少し変えるだけで、様々な効果や発見がありますので、ぜひお試し頂けたらと思います!