サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
子供たちに鉄棒の指導をしていると、やはり一番難関なのが「逆上がり」ではないでしょうか?
逆上がりをできるようにしてあげたいけど、どういう風に指導したら良いかわからない。という先生や保護者も多いと思います。
そこで今日は、鉄棒を使わずにできる逆上がりの練習方法をお話したいと思います。
鉄棒を使わずにできる逆上がりの練習法
早速ですが、その手順をお話したいと思います。
<手順>
- 保護者と子供で向かいあい、両手をつなぎます。
- 手を握ったまま、子供が保護者の体を登っていきます。
- お腹のあたりまで来たら「クルっ」と後ろに回ります。
- 一回転したらゆっくり着地します。
という方法です。
イメージとしては、鉄棒の時に使う補助器具の役割を保護者の体で行う形です!
注意点!!
この時に、保護者の洋服の中に子供の足が引っかかってしまうことがあり危険なので、洋服はズボンの中に入れておくと良いです。
また、上手く体を登ることができない場合は、保護者が少し膝を曲げてあげると登りやすくなります。
この方法ができるようになったら、ステップ2に進みましょう。
ステップ2の方法とは?
ステップ2は、子供が保護者の体を登らずに行う方法です。
<手順>
- 保護者と子供で向かいあい、両手をつなぎます。
- 保護者は少し腰を落とし、「せーの!」の合図で子供を上に引き上げます。
- 子供は「せーの!」に合わせてジャンプをし、引き上げられた反動を利用して後ろに回ります。
- 一回転したら着地をします。
このように、鉄棒に近いイメージの運動遊びを行っておくことで
- 逆上がりの回転をするイメージができる
- 回転する恐怖心を取ることができる
- 逆さの感覚や高所の感覚をつかむことができる
といった利点もありますので鉄棒を始める前段階の遊びとしても良いです♪
ぜひ、一度試して頂けたらと思います!