サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
昨年末、本を購入しに県内最大の本屋さん「ジュンク堂書店」に行った時のことです。
仕事で使用する本を購入しに行ったのですが、思わず一目惚れして手に取った本がありました。
それが
「なぜ僕らは働くのか」
という本。
あのフリージャーナリストである「池上彰さん」が監修している本で、
- 「働く」とはどういうことか?
- どんな仕事、どんな働き方があるのか?
- 未来の働き方とは?
- 幸せに働くとは?
など、「働く」ということをテーマにしています。
私が読んだ感想としては、「働く」ということをテーマにしながら、「人生とは?」「生きるとは?」「幸せとは?」ということを考えさせられる本でもあるように感じました。
途中途中がマンガ形式になっており、ふりがなもふられているので子供でも大人でも読みやすく、子どもにも大人にも読んで欲しいと思う本でした!
そこで今回は、私がこの本を読んで深く考えさせられたところを一部紹介したいと思います。
人の個性や価値観を認める
現在、日本に住む外国人は約282.9万人(2019年6月時点)おり、海外に住む日本人の数も年々増えています。
私の高校の友人や後輩も海外に住んでおり、「海外に住む」ということがそんなに違和感もなく、また遠い話ではないように感じています。
この本の中では、その外国人労働者が増えていることを取り上げており、そういった社会の中で重要なのが「多様性を尊重すること」と書かれていました。
国が違うと言葉や食べ物が違ったり、宗教や文化、考え方なども違ってきます。
そんな中でお互いの文化や考え方を理解するようなことが重要であるということです。
また、そういった多様性は国籍だけでなく、住んでいる地域や年齢、育ってきた環境や現在の環境、境遇などによっても違います。
これは仕事や会社の場だけでなく、私たちの行っているサッカースクールや普段の生活でも同じことが言えると思います。
こういった多様性を尊重するときに邪魔というか、壁としてある考えが、
- ○○が当たり前
- こうあるべき
- 〜だから(男だから、女だから)
といった考え方ではないでしょうか?
例えば、
・子どもたちは大人の言う通りにすることが当たり前。
・子どもはこうあるべき。大人はこうあるべき。
といったような考え方があるとどうしても、相手を尊重できなくなってしまいます。
まずは、相手の意見や考え方を聞き、その上で自分の意見や考え方を伝える。
そして、両方が納得するような着地点を見つける。
と言うことが大事なのではないでしょうか?
と、ここまで書いてきましたが、これが難しいことも知っていますし、私自身もまだまだできていないことも自覚しています。
でも、まずは「こういったことが大事である」ということをまずは知って、それから少しづつでも意識を変えたり行動を変えたりすることが大切なのかと思います。
「こうあるべき」や「○○が当たり前。」という考えを捨てて、相手の意見や考え方にも耳を傾けて、子どもたちや周りの方々とより良い関係を築いていけたらと思います。
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