ゲーム好きな子は、上達の早くなる法則を知っているかも?!

サンビスカス沖縄/サッカースクール/運動あそび/障がい者スポーツ指導員

谷本 優希

 

ある日、「リップスティックの乗り方を教えてください」という依頼を受けました。

 

「息子の誕生日にプレゼントしたが、親も乗れないのでどう教えていいかわからなくて、お手上げ状態なんです」

とのことでした。

 

マンツーマンの運動指導なので、自転車の乗り方教えてください、という依頼はあるだろうと思っていましたが・・・

まさかのリップスティック。これは想定外でした。

 

 

時代は竹馬、自転車、一輪車、ローラースケートときて、今やリップスティックなのでしょうか(°_°)

とりあえずGoogle先生に「リップスティックってなに?」と聞いたのは内緒です。

 

リップスティック=ブレイブボード=子どもがお尻ふりふりしながら乗っているあの可愛いスケボーみたいなやつ

というところまで分かったので、「私も乗ったことないですが、お子さんと一緒に頑張ります」と宣言をして、いざ公園へ。

 

あれ、グラっグラなんですねΣ(゚д゚*)

もっとこう、スケボーとかスノボーのように、安定感のあるものかと思っていましたが・・・

 

まず両足をボードに乗せるところから難しい。

「まぁとりあえず足乗せてみようか」のスタート地点からつまずくような感じでした。

 

ところが。

 

結局、依頼のあった子ども(2年生)も私も、30分くらいで乗れるようになっちゃいましたm`)

 

「こ~れは難しいなぁ」と言っていたのは最初の1分だけで。

お互いに一回チャレンジしたら交代、一回チャレンジしたら交代と何度も練習する中で

 

あー、この子はすぐ乗れるようになるぞ

と確信がありました。

 

さて、なぜでしょう?(←唐突クイズ

 

 

せいかいは~~~??

 

 

一回乗るたびに、今のは何が原因で失敗したのか?という分析をしっかりと行っていたからです。

 

 

「あー。今のは体重が前にかかりすぎたなー。」

「今のはタイミングが悪かったなぁ」

「もっと力抜いたほうがいいかもなぁ」

 

そうやって、一回毎に確実に改善を重ねていくことのできる子だったのです。

 

自転車も。リフティングも。ドリブルの技も同じ。

がむしゃらに何度も何度も練習していれば、そのうちコツを掴んでできるようにはなるかもしれませんが。

自分で「どうしたらいいんだろう?」「どう変えればいいんだろう?」と考えることのできる子は、あっという間に上達していくなぁと思います。

 

無事に乗れるようになったことを親御さんに報告し、「自分で考える力を持っているので、何をやってもすぐにできるようになるタイプですね!」というお話をした時。

親御さんから、「そうなんですか・・???」と言われました。

 

「あれ?そう思いましたけど・・普段違うんですか??」とよくよく話を聞くと、どうやら家で練習したときには、「もっとこうしたほうがいいんじゃないか、ああしたほうがいいはずだ」と親御さんが口出ししてしまい、すぐに「もういい!乗れなくていいもん!」といじけてしまっていたとのことでした。

 

いや、今回は私自身もリプスティック初乗りだったので、子どもと一緒になって「次は何を意識してみようかなぁ」と考えながらできましたが。

そうじゃなかったら、あれこれアドバイスを送ってしまっていたかもしれない、とハッとしました。

 

大人も子どもも、自分で考え、自分でやってみて、振り返って、またやってみる。

その繰り返しができているときが一番楽しいし、上達が早い。ということを改めて実感した次第です。(ゲームってこの繰り返しだから楽しくて、永遠にやっちゃうんでしょうね;;;)

 

 

そういえば、大学のサッカー部にいたとき。

先輩や監督に「どうしたらいいですか?」と質問することはご法度とされていました。

 

必ず「今このような状態なので、こうしたいのですが、よろしいでしょうか?」」という聞き方をしなさい、というルールになっていたのです。

 

それはプレーに関することを聞く時ではなく、なにかチームの仕事をするときの確認の仕方としてそのようなルールになっていたのですが、今思うと、プレーに関しても同じだなぁと思います。

 

子どもたちのサッカーノートを見ていると、「〇〇ができません、どうしたらいいですか」の繰り返しであることが多いのですが。

「どうしたらいいですか」という言葉に敏感になっている私は、いつもそれに対して「〇〇ができないから、どんなふうに変えてみた?今はどこまでできていて、どの部分が難しいの?」と返すようにしています。

 

また、サンビスカスのサッカーノートには「できたこと」「できなかったこと」という欄があるので、そこに「何を意識したらできたのか?」「次はどんなことを意識したらできそうか?」というところまで書くように指導しています。

 

なんだか話がリップスティックからサッカーノートへ、とっ散らかってしまいましたが・・

 

すぐにコーチに聞くのではなく、自分で考えて考えて、やってみる!ことを楽しめるようになってほしいなと思っていますよ(*´`*)ということで、今日はここまで!

 

早く子どもたちに会いたいなぁ。