サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
皆さんも「好きこそ物の上手なれ」ということわざを聞いたことがあると思いますが、子どもたちの指導を行なっていると特にそう感じることがあります。
先日もあるスクールの幼児クラスでそのようなことを感じる瞬間がありました。
スイッチが入ったことで急激な成長!
その子は、入会した当初は少し動きがぎこちなく、特にサッカーのドリブルなどの細かい動きが苦手のようで、
四角のグリッド(コート)の中でボールが出ないように、小さくたくさんボールを触ってドリブルをする練習の時にも、「ポーン」と強くキックをしてしまい四角のグリッドの中から出ることが多くありました。
そんな状態だった子が、今年の2月に入ったことから急激にドリブルが上手になっていることに気がつきました!
私が、その子に「ドリブルが上手になってきたね!」と話をすると、「サッカーが楽しいからお家でも学校でもサッカーをしているよ!」と答えてくれました。
私が「とても上手になってきたから、今みたいに学校でもお家でもサッカーやってね!」と話すと「うん!」と答えてくれました。
それから1ヶ月程経ち、ドリブルが更に上手くなっていることに気がつきました。
しかも、ただ細かくボールに触れるようになったのではなく、相手(敵)を見ながらドリブルをするようになっているのです!
最初は、ボールがどこに行くか不安でずっとボールばかりを見てたどたどしくドリブルをしていた子が、相手を見ながら、「相手が来たら避ける」というドリブルができるようになり、とても成長したことを感じました。
気持ちの変化による成長
ただ漠然と「サッカーがしたい」という気持ちから、サッカーが楽しくなったことでサッカーを好きになり、「もっとサッカーがしたい」「サッカーが上手になりたいと」とその子が一段ずつ階段を登理、自分から行動したことで今の成長があると思います。
指導者として、子どもたちがサッカーを楽しい、サッカーが好きと思い、子どもたち自身が「もっと上手になりたい」「もっとサッカーをしたい!」と思って行動するような指導をしていきたいと思います!