「ボールを奪え!」と指示されても伝わらない?!

サッカースクール/沖縄/幼児/サンビスカス沖縄

知念諒

 

 

サッカーの試合では、常に自分や味方がボールを持っていることはなく、

 

必然と転がっているボールや相手が持っているボールを「奪いに行く」ということが必要になります。

 

 

しかし、幼児やサッカーを初めたばかりの子を見ていると、、、

 

相手が持っているボールを奪いに行かずにじ〜っと見ているだけ。笑

 

「ボールを奪いに行けー!」

 

とコーチや監督が言っても、

なんだかイマイチわかっていない。

 

ということが多々あります。

 

 

実際に指導現場の中では、

幼児期の子供達に、どうやって伝えて良いか分からない。

と悩んでいる方もいるかと思います。

 

 

実は、子供たちの中には、この「ボールを奪いに行く」という感覚が分からずにいるため

「どうやって相手から奪っていいのか分からない」と悩んでいたりすることがあります。

 

 

そのため、先生やコーチは、「ボールを取りに行く」という

具体的な感覚を身につけることができる方法を

練習や遊びの中で体感させてあげると良いかと思います。

 

目次

子どもたちに伝わりやすい方法とは?

 

 

そこで今回は、僕が子供達に指導する中で、反応がとても良かった方法を

1つご紹介したいと思います!

 

 

方法としては、

①子供達を1列に並べる

②先生(コーチ)が子供達から離れたところに立ち、ボールを足でおさえる

③笛の合図で一番前の子がスタートし、先生(コーチ)の所へ向かう

④先生(コーチ)が持っているボールを足で奪い、シュートをする

⑤シュートができたらボールを取り、先生(コーチ)の所にボールを戻す

⑥列の一番後ろに並ぶ

 

という形で順番に行っていきます。

 

これを

 

レベル1:先生(コーチ)はボールを足でおさえるだけ

レベル2:先生(コーチ)は少し動く

レベル3:先生(コーチ)は大きく動く

レベル4:先生(コーチ)は取られないようにする

 

という風に段階的に分けていくことで子供たちも楽しくできます。

 

 

その際に、子供たちのボールの取り方にも

 

  • ボールをキックして奪う
  • ボールを足の裏で自分のところに引っ張ってからボールを奪う
  • ボールを横から引っ掛けて奪う
  • ボールと相手の間に自分の体を入れて奪う

 

など様々な方法がありますが、

 

どの方法が良いのかはその時の状況や場面によっても変わりますので、

 

いろいろな奪い方ができるようになると良いです!

 

 

他にも、ボールを奪いに行く感覚を身につける方法はたくさんありますが、

 

今回はその1つの方法をご紹介しました。

 

 

このように、まずは練習や遊びの中で

 

「こうやって奪いに行けば良いんだ!」という感覚を

 

体験させてみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは、今回はこのへんで!

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