コーチ達によるチーム会議を始めました

サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/

知念 悟

 

サンビスカ沖縄では、月に一度、

現場コーチ全員が集まっての

チーム会議を始めました!

 

その会議では、

コーチ達の取り組みやスクールで

気をつけていることなど、

幅広く意見交換をしています。

 

そして、会議を進めていくうちに

”ある共通点”が見つかったので、

ぜひ会員さんにもシェアしたい!

と思ったので、続きをご覧いただけると嬉しいです。

 

あなたも読みながら共通点を見つけてみてください^^

 

 

【この1ヶ月でよかった取り組み】

ここからは、

実際にコーチ達がよかったと感じた

取り組みをご紹介したいと思います。

(ちなみに、ブログ用に加工した

わけではなく、実際に出た発言となります。)

 

あるコーチは、

 

・スクール生がどんな狙いを持って

サッカーをしているのかを聞いたことで、

その子に対して、

正しい声かけをできるようになった。

 

あるコーチは、

スクールのプレーにおいて、

良い意識の部分、まだ弱い意識の部分を

みんなに伝えることで、

同じ方向性で練習に取り組むことができた。

 

あるコーチは、

トイレに行くときは、必ずコーチに伝えてね!

と練習前に伝えたことで、

子どもたち自ら「トイレに行ってきます!」

と話してくることが習慣化してきた。

(場所によっては、練習場所とトイレが

離れており、伝えてもらうことで、

トイレに行っている子にも注意を

はらうことができます。)

 

あるコーチは、

幅広い年齢層のスクールで、

練習の狙いやその子が取り組んでいることを

他の子に伝えることで、コーチだけでなく、

スクール生同士でアドバイスを送る様子が

見られてきた。

 

どうでしょうか?

 

みなさんは、

ある共通点にお気づきになられたでしょうか?

 

不思議とコーチたち全員が

似たようなことを言っているように

感じませんか?

 

 

それは、

コーチ達だけの気持ちや考えの一方通行に

ならないように、コーチとスクール生との間で

「同じ認識」を一緒に育てようとする意識が

この会議で出たんです。

 

これって意外と難しいんですよね。

 

例えば、スクールの中には、

他の子よりもサッカーが

上手い子も当然いますし、

練習に凄く一生懸命の子や

高学年の子もいます。

 

そんな子たちに対して、

「この子ならきっと出来る。」とか

「こうなって欲しいな。」とか

「何年生なんだからこのくらいは出来る。」

 

という勝手な思考を持った声かけは、

ときにその子の中でプレッシャーに

変わる場合があります。

 

その子自身は、純粋にサッカーを

楽しみたいだけだった場合、

過度な期待はサッカーを嫌いにすら

させてしまう可能性があるのです。

気づけばそれは、

指導者のエゴになってしまうのです。

 

そのため、その子がサッカーをどう考えて、

どうなりたいのか、という未来について、

こどもであっても僕らは真剣に話すこともあります。

 

 

他にも練習の狙いを伝えることは、

一見普通のことのように感じますが、

限られた時間の中では、

ついつい練習の量に目がいってしまうんです。

 

ただ、練習のやり方は説明しても、

その意図まで伝えてあげることが大事なんです。

 

この練習によって得られる未来を

見せてあげることでこどもたち自身の

モチベーションになります。

 

また、

練習において進みたい方向を

伝えてあげることで、

苦戦している子を助けてくれる子が現れます。

 

ありがたいことにサンビスカスでは、

ちびっこコーチがたくさんいます(笑)

 

最後に、

トイレに行く際の声かけですが、

当たり前にように感じますよね?

 

確かに、

こちらがわざわざ言わなくても

こどもたちは行動してくれると思います。

 

ですが、このようなコーチ達からの

小さな声かけを積み重ねることで

子どもたちとの関係性を築き、

サンビスカスのスクールの文化が

できてくるのではないかと考えています。

 

 

サッカースクールは、

サッカーの技術を習得することも大事ですが、

集団での行動やこども達ひとりひとりの

人格を形成することに大きな影響を

与えていると考えています。

 

 

ここだけの話、

 

僕たちは、「スポーツを通した教育者」だと

コーチ達ひとりひとりが自覚してこども達と

関わらせて貰っています。

 

 

そのため、

どれだけサッカーが上手くても、

お友達に優しくない行動や、

優しくない発言は、

子どもたちにしてほしくないんですね。

(特にサンビスカスの子どもたちには。)

 

 

そういった些細なモラルや集団での

ルールを全員で把握することで、

サンビスカスっぽさが出てくると思っています。

 

トイレの例で言うと、コーチではなく、

こどもたちの誰かが

「トイレに行くならコーチに一言伝えるんだよ。」

という周りを想う子が増え、

その子が見本になり、

その優しさは連鎖していきます。

 

 

また、

実際にこどもたちに関わらせて貰っている

僕らコーチ達の考え方をすり合わせることで、

「どのスクールでもサンビスカスのコーチ達は

似たような指導、こども達との接し方をする。」

と、周りからも認識されると考えています。

 

 

〜まとめ〜

・サンビスカスとしての考え方を

コーチたちひとりひとりが認識して自覚する。

 

・その認識をスクール生にも伝えることで、

各スクールでも同じような意識で

サッカーの時間を楽しむことができる。

 

・そのスクールの出来事をブログを通して、

保護者の皆様にも共有することで、

サンビスカスの考えに賛同してもらえたとき、

全ての関係性でサンビスカスっぽさが生まれる。

 

 

きっとその積み重ねによってサンビスカスという

クラブの文化や哲学が作られていき、

いまよりも長く愛されるクラブになるんだろうなぁ

と思っています。

 

 

これからは、

現場でのサッカースクールの時間だけではなく、

コーチ達の考えや想いの裏側まで、

会員のみなさんにお伝えできればと思います。

 

コーチ達もこどもたちのために頑張って参ります!!

 

ぜひ次回のチーム会議の様子も

お楽しみにして頂ければと思います。

 

Ps.いつもこどもたちのために送迎等、

本当にありがとうございます。

 

コーチ一同より

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