マックで見かけたほっこりエピソード

サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/

 

知念 悟

 

先日、マクドナルドでコーヒーを飲みながらスクールの時間まで少し時間を過ごしていたのですが、あるほっこりする出来事に遭遇しました。

 

そのマクドナルドは二階建てで、僕は密を避けようと思い、人が少ない二階の方へ上がり時間を過ごしていました。

 

15分〜20分くらい経ち、そろそろスクールの時間ということで出口のある一階の方に降りようとしたとき、一階と二階の真ん中付近(踊り場付近)に一階の通路をジッとみつめて立っている30代後半くらいの男性がいました。

 

僕は、正直その男性を見て「ちょっと怖いな」と思ってしまったのですが、踊り場付近に差し掛かった時に僕の心配は解消されました。

 

むしろほっこりした気持ちになったのです。

 

男性の見つめる先には、5歳くらいの小さな男の子がレジに並んでいました。

 

その小さな男の子は、店員さんに向かって、

 

「えっと、あの、ケチャップをください!」

 

と店員さんに「どうしたの?」と声をかけてもらいながら、少しモジモジした様子で勇気を振り絞ってお願いをしていました。

 

 

そうなんです。

おつかいができているかどうか心配で、少し離れた階段から様子を見ていた優しいお父さんだったのです。

 

 

不審がってしまい、本当にすみません。と思いました。笑

 

 

おつかいを果たした男の子は、やってやったぞ感を出しながら一階から折り返し地点で待つお父さんの元まで走って「言ってきたよ!」と自慢をしていました。

 

 

その男の子に対して、「よくひとりで頑張って言えたね!」と褒めている会話が、ちょうど一階に降り切った僕の耳に入ってきた頃、今度はさっきの店員さんが前からやってきました。

 

「ケチャップ貰うの忘れてるよ〜。」

 

はじめてのおつかいさながらに頑張って一人で注文をした小さな男の子と、それを優しく見守るお父さんに心がほっこりしていたところに素敵なオチまで付いてきました。笑

 

 

ちなみに気になったので最後に少しだけ振り返ってみると、笑ってケチャップを受け取り手を握り階段を登っていく親子の姿がありました。

 

 

「いい光景に遭遇したなー。」

 

 

そう僕の気持ちが優しい気持ちになりながら、スクール会場に向かっている車の中であることを思いました。

 

評価を下すとき、どの部分に着目する?

あの親子のおつかいのゴールとしては、ケチャップを持って帰ってくることのはずですが、ケチャップを貰うことを忘れた子どもに対して怒っている様子はありませんでした。

 

なぜなら、あのお父さんはお子さんが頑張ってひとりで注文を伝えに行けるのかどうか?という行動に注目をしていたからだと思います。

 

評価を下すとき、どの部分に着目するのかは、とても重要なことではないでしょうか?

 

分かりやすい評価が数字にあたると思います。

テストで例えるなら、100点を取った。50点しか取れなかった。

 

100点なら褒める。50点なら怒る。

 

そんな目に見える数字を追うことは評価を下しやすいと考えることができると思います。

 

ですが、もし、ものすごく努力をしたけど50点だったら?

 

そう考えると、50点という結果のみで判断して怒られてしまうと、次頑張ろうっていうエネルギーは生まれにくいのかな?って感じます。

だってものすごく努力したのにな。。。。ってなりませんか?

 

行動に注目をあてると、勉強のやり方が悪かったのかもしれないと行動を振り返り、新たな気づきになることもあるかもしれません。

 

 

結果ではなく、頑張った行動の過程を認めて褒めてあげられると、次はもっと頑張ると点数が上がるかも!とモチベーションが生まれるかもしれません。

 

 

そう考えると、結果というのは行動によって生まれる副産物のようなものにしか過ぎないのかな?とすら思えたりします。

 

 

特にスポーツは「勝敗」や「上手い、上手くない」という結果に注目をあててしまいがちです。

 

もちろん結果にこだわることで、そこにエンターテイメント性や努力する意味が生まれることも事実としてあると思います。

 

また、大人になっていくにつれて結果を求められることも多くなることも事実です。

 

ですが、サンビスカスに関わっている子どもたちには、数字にはできない行動や気持ちや言葉を褒めてあげられるよう大切にしていきたいと思います。

 

練習に取り組む姿勢や楽しむ気持ちに目を向けてあげて、努力を認めたり、過程を褒めてあげながら子どもたちの豊かな心を育てていけるように関わっていきたいです。

 

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