サンビスカス沖縄/サッカースクール/運動あそび/障害者スポーツ指導員
谷本 優希
ある日の片付けエピソード
サンビスカスの使っているオレンジ色のゴール。
ポップアップ式で、折りたたむのが子どもにとってはちょっとむずかしいのです。
力が必要なわけではないけど、「足で押さえながら」「ひねってたたむ」というコツが必要。
でも。
こういうの、みんなやりたいんですよね( ̄▽ ̄)
「片付けましょ~」と言った途端に、オレが!オレが!オレがやる~!!と群がる子ども達。
あ~でもない、こ~でもない。
と、みんなで揉みくちゃにしながら折り畳もうと、がんばるものの、うまくいかず……💦
そこに、サッと歩み寄る高学年。
ぉっ?!やってあげるのかな?!と見ていると。
なんと。。。。。
たたみ方を教えてあげていたんです(°_°)!!
「優しさ」から出る行動の場合
ん??
やり方を教えてあげることが、そんなに凄いこと?!
っと思うかもしれません。
ですが!!!
意外とこれ、できないことだと思うんです。
想像してみてください。
練習後で疲れた状態。
片付けなんてさっさと終わらせたい。
困っているようだな。
助けてあげよう。
そうなったとき
「代わりにやってあげる」
こうなる場合が多いのではないでしょうか。
ここまででも十分に、「あ。優しいな」「周りをよく見ているな。」と思うのですが。
でも・・・・?
「優しさ+α」とは?
「やってあげる」という解決策に、プラス何があったら「やり方を教えてあげる」になったのか。
それはきっと
「相手の気持ち・求めていることが何なのかを考えた」
つまり。
「自分でやりたい」「自分がゴールを片付けたい」という低学年の子たちの気持ちをしっかりと汲み取った。
というところが、+αの行動を生んだのではないか思うのです。
その場の状況をただ解決するだけでなく、相手を思いやった上で行動をとる。
そんな高学年の姿を見て、わたしも改めて自分の行動を見つめ直すことができました♪
なぜ消極的で運動が苦手な子がたったの1年で園のリーダーになり運動会のアンカーに選ばれたのか?
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