サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
3月も残り数日。
この時期は、スクール生や保育園・幼稚園の子どもたちとのお別れも多く、やはり寂しさがあるものです。
そんな寂しさがある時期ではありますが、ありがたいことに卒業していく子どもたちからお手紙や感謝のお言葉を頂く機会も多くあります。
先日も、あるスクール生からお手紙を頂いたのですが、その手紙を読んだ時に涙が溢れました。
その子は、年長さんの終わりごろからスクールに通い始めたのですが、
「1年生になったらサッカーやめる」
と両親に話をしていたそうです。笑
そこから、1年生、2年生と続けており、気がつけば6年生の卒業前まで通ってくれ、スクールの中心的な存在にもなっていました。
スクールに通う低学年の子どもたちも、その子のことを信頼しており、同じ学校の子どもたちは、学校でも気軽に声をかけていたそうです。
そんなA君からの手紙で、僕が涙を流した一文があるのですが、それが
「サンビスカスは、僕が学校で辛いことがあった時も行きたくない時も、サンビスカスのスクールは楽しみにしていました。」
という言葉でした。
その当時、保護者の方からそういったお話をお聞きしており、それでもサンビスカスは楽しく通える場所で助かっていますとお伺いしてはいたのですが、改めて本人からこうやって伝えてくれたこと、そしてその子の居場所になれ、A君が強く大きく成長してくれたことが心の底から嬉しくなりました。
学校が子どもたちにとって楽しく通える場所であれば、それに越したことはありません。
しかし、中には学校に通うことが辛かったり、前向きに通うことが難しい子もいると思います。
そんな時に、子どもたちの居場所としてサンビスカスのスクールがあったことが心の底から嬉しくなりました。
また、A君の他にも、保護者の方からこういったお話を伺う機会がありました。
その子(以下B君)は、これまでサッカースクールに通っていたのですが、4月からは、新しくスタートする
「サンビスカス沖縄FC U-12」
に入団をすることになりました。
B君は、少し自分に自信が持てない子だったのですが、サッカーを行うようになってからは少しづつ表情も変わっていき、
サッカーのプレーもお手伝いも積極的に行うようになっていました。(本人は、まだ自信は持てないみたいですが。)
もちろん、B君が変化したのは本人の頑張りや保護者のサポートがあったからだと思いますが、その変化のきっかけの一つになれたことが嬉しく思います。
と、他にも、子どもたちのエピソードはまだまだあるので全てをご紹介したいのですが、キリがなくなってしまいますのでここで止めておきます。笑
さて、皆さんにとってサンビスカスは、どんな場所になっているでしょうか?
- 成長のきっかけの場所
- 楽しめる場所
- 友達と会える場所
- サッカーをする場所
などなど、人それぞれ考えや想いは違うと思います。
でも、人それぞれ考えや想いは違ったとしても、みんなにとってサンビスカスが
“安心して挑戦できる場所。安心して一歩踏み出せる場所”
であるように、これからも子どもたちと関わっていきたいと思います。