サンビスカス沖縄/サッカー教室/幼児体育指導/保育園巡回指導/サッカースクール
大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)
上手くいかずにイライラすると。。。
サッカースクールのミニゲーム中に、自分のチームの仲間が上手くプレー出来ずに相手に負けているときに、その状況にイライラした感情を現してプレーしている。
チームの子が上手くいっていても、自分のプレーが上手くいっていないと、そのことにイライラした感情を現してプレーしている。
とても素直で優しい子。サッカーがとても大好きで、自分のサッカーボールが増えると、新しい友達が増えたと嬉しそうに話をする子。そして、とても上手く、周りのスクール生からも一目置かれている子。
ところがミニゲームになると、ときどきそのような態度でプレーをしてしまう子がいました。
何か上手くいかない原因が本人にはいろいろあったと思いますが(ボールを奪いにきた相手に間違えて足を蹴られてしまい、足が痛くて思うようにプレー出来ない。味方にどんなにいいパスをしても決めてくれないなど)イライラしてそれを表すことは決していいことではないように思います。
反対に、周りの人へマイナスの影響を与えることの方が多く、中心となる人がそれをやってしまうと与える影響も大きくなります。
実際にその子のプレーの態度でチームの雰囲気がガラっと変わってしまうこともありました。
向き合うことで見られた成長
僕はその子がイライラを現してプレーするのを見ると、その時々で、その子と話をしたり、何も声をかけずに見守ったり、周りの子とその子の態度について話をしたりしていました。
そして徐々に変化が見られ、今では、
- ドリブルで相手に取られてしまう。
- パスミスをしてしまう。
- 仲間のプレーが上手くいかずに思い通りにいかない。
といった、自分が上手くいっていない時や周りが上手くっていない時でも気持ちが沈むことなく、ポジティブな気持ちを持ち続け、笑顔で楽しそうにプレーしています。
上手くいかない時にどんな感情を持つのか?
その子だけに限らずですが、自分が調子のいいときは、ポジティブでいられやすいですよね。
でも問題は、そうでないとき。
調子が悪く自分の思い通りにいかないとき、ピンチにおちいったとき、そんなときにどのような態度でいられるのかが人として大事なことなのかなと思います。
子どもたちは日々成長しています。
サッカーの場面だけに当てはめるのではなく、僕ら大人が、日常のあらゆる場面で、何事にもポジティブに向き合える人となれるように、学び続ける姿勢を持ち続けたいと思いました。
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