勝ち負けにこだわることは大切なこと。

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大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)

 

勝ち負けにこだわる子供達

サッカースクールでミニゲームをしている時に、私が勝っているチームにわざと「今、何対何で負けているんだよね!」と言うと、「違うよ!ぼく達が何対何で勝っているんだよ!」と、子ども達は正確な点数とともに、間違いを訂正してきます。

 

途中でチームのバランスを考えて、メンバーを入れ替えたりする時も「点数は0点からスタートするの?それともさっきの点数の続きからスタートとするの?」と確認してきます。

 

幼児クラスでも、メンバーを自分たちで選んでいいよ!と言うと、「A君と仲間になったら勝てるからA君とがいい!」と言ってきます。

 

また、試合だけでなく練習でも勝ち負けがあるようなメニューを多くしており、

  • ドリブル練習では、ドリル形式でなく誰が速くできるか、
  • シュート練習では、誰が多く点数が取れるか

などを競い合わせながら行なっています。

 

勝ち負けを意識することで得られること

このように勝ち負けを意識する練習をすると、子どもたちは集中力が増し、

  • どうしたら勝てるのか?
  • どうしたら上手くいくのか

を子どもなりに考えるようになり、上達するスピードも速くなります。

 

さらに、スポーツには勝ち負けがあることを理解し、勝つ喜び、負ける悔しさといった気持ちが育っていきます。

 

しかし、ここで大事なことは、大人が勝つことだけや結果だけに目を向けることはよくないということです。

 

大人の声かけの重要性

例えば、試合で相手が強くて5点、6点と入れられてしまったときに、「もう勝てない。楽しくない。」と下を向いて諦めてしまったらそこにもう上達はありませんよね?

 

逆に、何点取られても「まだまだ!1点絶対に返すぞ!」と立ち向かっていく気持ちがあり、戦い続けたらそれは上達につながりますよね?

 

子どもたちが下を向いて諦めてしまうのか?逆転できるわけではないけど最後まで1点でも多く取るために戦い抜くのか?

 

それは、その状況で大人が子どもたちにどのような声をかけるのかによって、子どもたちの姿勢が違ってきます。

 

そして、その声のかけ方は大人が目の前の勝利だけにとらわれているのか、子どもの未来を見ているのかで違ってきます。

 

そのため、大人が、この子たちがこれからサッカー選手として、人としてどのように成長するのか。そこまで考えて声かけをしていきたいですね。

 

そして、競争では必ず勝つときもあれば、負けるときもあります。そのことに子どもたちがどう向き合うのか。

 

「競争」をすることで学ぶことがたくさんありますね。

 

 

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