サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
前回、運動やスポーツの場面での「準備」の重要性について書きましたが、ご覧頂けたでしょうか?
「見逃した!」「まだ見ていない。」という方はこちらからどうぞ!
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あらかじめ「構え」や「パス!!」と呼ぶなどの声を出すことで準備ができ、準備をしておくことで素早く行動できたり、相手のプレーに対処ができたりと良い結果を得られる可能性が上がると言うお話をしました。
プレーが流動的に行われるスポーツは常に準備!
スポーツの中には、ゴルフや野球のバッティングのように一回一回のプレーが止まるものもあれば、サッカーやバスケットのようにプレーが流動的に変化するスポーツもあります。
野球のバッティングのように一回一回のプレーが止まるものであれば、その場面に合わせた「構え」をしっかり取ることは難しくないと思います。
(野球の送りバントの時の構と打つ時の構えの違いなど)
しかし、先ほどもお話した通り、サッカーやバスケットボール、バレーボールやテニスのラリーなどのようにプレーが一回一回止まらずに流動的に行われるスポーツがあります。
こう言った流動的にプレーが行われるスポーツは、常に状況が変化するため1つのプレーが終わっても止まらずに次のプレーの準備をすることが大切になります。
では、もしこの準備を怠ったらどうなるでしょうか?
例えば、サッカーであなたがディフェンダーをしているとします。
味方にパスをしたことで、「自分はボールを持っていないからプレーに関係ない」と次のプレーの準備をしなかった時に、そのパスが相手に取られてしまい、カウンター攻撃を受けたらどうでしょうか?
守るための準備ができておらず、守りが後手になってしまい失点に繋がるかもしれません。
この時に、あなたが「もしかしたら相手に取られてしまうかも」と敵にボールを取られた時のことを考えてパスを出した後も守備の準備をしていたらどうでしょうか?
この失点を防ぐことができる確率は高まりますよね?
このように、流動的にプレーが変化し続けるスポーツは、常に次の準備をしておくことが重要であり、それが結果にも影響してきます。
準備の早さで活躍できる!
過去にこんな子がいました!
この子は小学4年生の時に中学生とのサッカー合宿に参加しており、その合宿の中で中学生との練習試合にも出場しました。
まだ4年生ということもあり、中学生と比べても圧倒的に体格は小さかったのですが、スローインになろうがゴールキックになろうが常に真っ先に動きながらチャンスを作る準備をし、味方がボールを奪う瞬間にはパスをもらうための準備(動き)をし、敵にボールが奪われた時にはすぐさまボールを奪い返しにいくということを常に行なっていました。
すると、ゴールを決めたり、アシストをしたり、中学生からボールを奪ったりと準備の早さを活かして大活躍していました!
このように常に次のプレーのために準備をしていくことで、相手よりも1歩先に抜け出せたり、素早く追いつけたりと、結果にも影響してきます!
ぜひ次のプレーを早く行うためにも常に準備ができるようになってほしいと思います!