怒らなくても子どもが勉強をするようになった!

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大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)

 

あるサッカースクールの保護者から「子どもがテストも近いのに、家で勉強する様子もなく心配です。何をどうすればいいのか悩んでいます。」という相談がありました。

 

そのときにアドバイスした方法を、実際に取り組んでいただいたところ、「子どもが自分から勉強し始めました!!!」と、勉強への取り組み方に変化があったようなので、そのことについて少しお話ししたいと思います。

 

どのように言うかで結果が変わる

スポーツをしている子どもは、スポーツに対してやる気も集中力も凄くありますよね。でも勉強は?というと好きではない子が多いですよね。

 

僕自身、子どものころは毎日サッカーばかりをしていて、親に「サッカーに対するやる気を少し勉強にも分けることできなの?」とよく言われていました。

 

さらに最近ではスマホひとつあれば、いつでも、どこでもゲームができる時代。

サッカーのない日には、家でずっとスマホゲームをしているということもあるのではないでしょうか。

これではテストで良い点をとることは難しいですよね。

 

そんな中、持ち帰ったテストの結果をみてバツがたくさん。。。

悪い点数だったら、みなさんなら何と言いますか?

 

例えば、「あれほど勉強しなさいと言ったのに・・・なんで勉強しなかったの!?」

怒りたい気持ちをおさえきれずこう言ってしまったらどうでしょうか?

 

子どもからは「サッカーで疲れて勉強できなかった」、「今日は今から勉強しようと思ってたのに、やる気がなくった」と言い訳ばかりが返ってくることでしょう。

 

ですが、この言い方を変えることで結果を変えることができます!

 

伝え方を工夫することで変化が!

「今回のテストで学んだことは何があった?」こう言うとどうでしょう?

 

いつものように、また怒られると思っていた子どもは「え?何?どういうこと?」と、最初はとまどうかもしれませんが、このような質問の形に変えることで子どもの頭の中では「今回はあまり勉強していなかったな。。。ゲームをやりすぎたかな?」と自分で考え始めます。

このように、子どもが自分自身で考えるクセが身につくと、次第に結果や勉強への取り組み方について振り返ることができるようになり、子どもたちに変化が起きてきます。

 

同じことでも「どう言われるか」で感情は左右されます。子どもならなおさらです。質問の形なら自分で考え始めます。

 

みなさんも子どものころ、親から「宿題、早くやりなさい」と言われてムッとしたことはないでしょうか?「今からやろうと思っていたのに!!!」と。

 

もしも子どもが宿題をしないとき、「勉強しなさい」と言うのではなく、こう聞いてみて下さい。

 

「このあとはどんな予定?」

 

こう聞くことで子どもの心の反応は大きく異なってきます。

 

例えば、子どもが真剣にゲームをやっているときに「勉強しなさい」と言ったら反発することもあるでしょう。

しかし、「このあとはどんな予定?」と聞かれた子どもは、頭の中でスケジュールを考え始めます。

夕ご飯の時間やお風呂に入る時間などを自分で考え、いつ宿題をやるべきか考えるようになるのです。

子どもは、「やらないと先生に怒られるし、友だちはみんな出しているし、やらないと・・・」という気持ちを持っています。

 

もちろん好奇心を持って取り組むことが一番いいですが・・・

質問で宿題のことを思い出したら、自分なりに一日の残り時間を計算して、何時から取り組むべきか自分で導くようになります!

 

宿題をしない子どもの心境から考えてみると分かりやすいですね。

 

勉強しないとなぁ→でもゲームもしたいなぁ→先にゲームをしよう!!!

 

心の中では「宿題をやらないと」という思いがあっても、後回しにしてゲームなどに夢中になって、結果忘れてしまうことに。

 

そこで、子どもがゲームをしているときに、「このあとはどんな予定?」と質問することで。

 

まだ宿題していないな。→宿題は1時間かかりそうだな。→今日の残り時間は・・・→よしあと10分したらやろう!!!

 

というように子どもが自分で頭と心を整理するのです。

質問されると自然と考え始め、そうすれば遊ぶこととのバランスに気が付くようになるということです。

 

もちろん、そのときに面倒くさいなどネガティブな気持ちが勝り、すぐには行動しないこともあると思います。

そんなときに、勉強しないことにも、面倒くさがることにも怒ってしまう気持ちも分かります。

 

確かに宿題はやらないといけないことですが、叱ったからといってやるとは限りません

子どもが自分で「やらないと」そして「やりたい」と考えるようになることが大切なんです。

 

実際に、今回初めてさまざまな質問形式に取り組んでいただいた親子の様子は、次のようだったようです。

Aさん親子の実例

最初は子どもがいつもと違う接し方にとまどいをみせながらも、テストの目標とテストまでの決まりごとを自分でノートに書いたり、その自分で考えたことを守って頑張っていることにさっそく効果が目に見え、いい方向に進むかもと期待を抱いたそうです。

 

しかし、次の日には、またテレビをずっとみたり、「勉強分からないところない?大丈夫?」と聞いても、聞こえないふりをしたり。。

 

いつものように「早く勉強しなさい!!!」と怒りたい気持ちをぐっと我慢して様子を見守りながらも「大丈夫かな。。。」と不安になり。

というのが、うってかわって、次の日から1日中勉強していることに、逆になんだか怖くなったりなど・・・

 

取り組み方に大きな波がありながらも、結果的に一度も勉強しなさいと言うことなくテストの日を迎えることができたそうです。

 

もちろん点数は大幅にアップしたそうです!

 

子どもは親に「勉強しなさい」言われることなく、自分で目標を立て、計画を立て、それを実行し、結果を出せた経験ができたことで相当な自信になったと思います。

 

そして

「やればできる」

きっとそう思ったはずです。

 

今では自分で次の目標を立て、その目標に向かってやる気が湧いてきているそうです。

 

このように、子どもの行動はすぐに変わらないということを理解し、短期的な目線ではなく、長期的な目線で子どもの成長を信じ、子どもが前向きに勉強や課題に取り組めるようにサポートすることが大人の役割ということを考えながら、子どもたちと関わっていけたらいいですね。

 

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