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大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)
とりあえずやってみる!
サッカースクールで、「今日ドリブル練習がしたい!」「最初に走りたい」「コーチ、あれやりたい、これやりたい」という子が増えてきています。
「これは嫌だー。」という子も増えてきていますが(笑)
さらに、「コーチ、テニスサッカーって知っている?ゴルフサッカーって知ってる?」「やってもみてもいい?」と聞いてくるときもあります。
そんなときは、「おっ、面白そうだね。やっていいよ。そのかわり、コーチは、ルール分からないからA君がみんなにやり方を教えてね。」と伝えるようにしています。
そうすると、子どもたちは、とりあえずやってみます。
「全然言っている意味がわからない」という子や、「あ〜こういうことね〜」という子もいます。
とりあえずやってみると、周りの様子を見たり、分かる子が教えたりと分からない子も少しずつやっていることが分かるようになってきます。
自分たちで変化させる
しかし、うまくいってないときは、ルールを変えたりもします。
うまくいったら、さらに面白くなるようにルールを変えたりもします。
それが、どんどん広がっていきます。
そして、みんながその場に積極的に参加するようになります。
その時間がみんなにとって充実した時間になります。
そして、いまの社会では・・・
現代の社会では、チャレンジする力やコミュニケーション能力、問題解決能力が低下していると言われています。
それは、これまでの教育になんらかの問題があるから、その見直しとして教育改革があり、大学入試の改革などがあります。
サッカースクールの子どもたちをみているなかで、教えあったり、助け合ったり、尋ねあったり、周りを見合ったり、そんな様子をみると「将来、この子たちと一緒に何かできたらいいな」と思います。
私は、これからも、言われたことを言われたとおりにやってばかりや、大人の顔色をうかがってやるような子にはならないでほしいと思っています。
大好きなことを増やして、やってみたいことをたくさん話して、仲間も増やして、夢を実現していってほしいですね。
サッカーを通して、そんなことを伝えられたら良いなと思います。